支援事例:株式会社八神製作所

ミャンマー:助産師・補助助産師トレーニングと母子保健教育教材作成 (2017~2019)

PHJはミャンマーのネピドー特別行政区タッコン群において2015年から母子保健改善事業を実施しています。この地区での課題は助産師が現場に出てから必要な卒後教育の機会が限られていること、政府が育成した補助助産師の知識・技術のアップデートの機会が少ないこと、助産師が母子保健教育に使う教材が少ないことです。
八神製作所様からのご支援は、39名の助産師と36名の補助助産師のスキルアップと教材作成に使われています。


カンボジア 地域住民の保健意識向上支援(2015~2016)

PHJはコンポンチャム州ストロウン保健行政区の住民の保健意識を向上するために次の保健教育を実施しています。八神製作所様はこの一部を支援して下さいました。
1.保健センタースタッフのファシリテーション・スキル研修
2.保健ボランティア会議の開催
3.住民向けの保健教育、ほか

保険センタースタッフの研修

保健センタースタッフの研修

保健ボランティアによる保健教育

保健ボランティアによる保健教育

カンボジア 学校保健パイロット事業(2014)

PHJでは成人向けに行ってきた保健教育ですが、実際に行動のパターンを変えるには(行動変容)子供のころから教育を施す必要があるということが、認識されてきています。そこで試験的に2つの小学校で学校保健教育を開催し、その活動を(株)八神製作所様が支援してくださいました。
保健教育のトピックスは下記の5つ。
1:衛生的な生活
2:感染症の知識と予防
3:タバコ・アルコール・ドラッグから身を守る
4:リプロダクティブ・ヘルス ティーンエージャーの妊娠の予防
5:栄養の基礎知識と食生活
さらに学校長や教師、保健センタースタッフ、村の保健ボランティアとともに
これらの授業を行いました。

上の写真は、先輩や友達からをドラッグをすすめられたら、どのように対処するかを言葉に出して言ってみよう(Noという、大人を呼ぶ等)というロールプレイです。

タイ HOPEパートナー事業(2008~2013)

八神製作所は2008年4月から5ヶ年事業としてピープルズ・ホープ・ジャパンがタイ北部のチェンマイ県、チェンライ県で行っているタイHOPEパートナー教育事業を支援としております。この事業ではこれまでに慢性疾患患者223名を支援し、そのうち174 名が健康を取り戻しました。八神製作所様はこれまでに上記の患者のうち103名の子供を支援し、うち78名がプログラムから卒業いたしました。具体的には長期療養患者の家族を対象として次の支援を行っております。
•伝統的な治療と対応の正しい理解、治療の知識とスキル、意識向上のためのポスター、あるいは冊子つくり
•ものづくりと職業教育
•両親に対するワークショップ
•看護師に対するワークショップ
•特別活動としてワールドエイズデーに80名の両親に対し、6名のジュニア ヘルスボランティアによる健康教育、2000名の障がい児を新年会へ招待、12名の子供たちと両親をナイトサファリ動物園でのスタデイツアーへ招待など


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