実施開始から10年以上続き高い評価を受けているタイのHIV/AIDS予防教育を、インドネシアにも展開させる計画が進んでいます。
そのため、インドネシアの伊藤所長とスタッフのレトノが出張にタイ・チェンマイに飛びました。インドネシア組はピア教育そのものにも感銘を受けましたが、コンドームの種類の多さにも驚いた、とのことです。
写真の右は大学のピアリーダー。左でボードを指さしている髪の長い女性がPHJタイ事務所スタッフのジョイ。人当りの良い彼女はファシリテーターとしても有能です。大学でのピア教育の普及は彼女なくしては語れません。
カテゴリー: インドネシア 感染症予防教育
数ヶ月雨が降らない影響で…
栄養改善教育を実施しているインドネシア・バンテン州では、数ヶ月も雨が降らない状態が続いている影響で、
灌漑用水も涸れており、菜園の状態は非常に悪化しています。
そのうえ、人々の水源となっている河川が工場排水で汚染され、菜園にも使用できない状態となっています。
(汚染からの悪臭のため、意識を失う人もいるほどです。)
先月は、沿岸部の村のみであった「暑さのために苗・作物が育たない」「カッサバの木やパパイヤの実も枯れてしまう」という報告が、内陸部の村からも聞こえています。
それでも、各村は最大限の努力をしており、パパイヤや葉物野菜を収穫しています。