地域保健センターが完成し、竣工式が行われました。

サンパルワディ村の新しい地域保健センターが完成しました。
りっぱな橋もできています。

ソーラー井戸もあります。

センター内の設備や機器も整っています。

竣工式を行い、このセンターの建設支援をしてくださった岩渕薬品株式会社の社長が来てくださいました。
(左から3番目が岩渕薬品株式会社の社長、左から2番目がPHJ小田理事長)

岩渕薬品株式会社の100周年の記念事業の一環で支援してくださいました。

子供たちも興味津々で竣工式の様子を見ていました。

移動検診車でHIVと性感染症の検査

子宮頸がんや乳がんの検診で活躍した移動検診車。いまは保健省に移譲し、さまざまな活動に活かされています。その一つがHIVと性感染症の検査。

2月には二つの高専で検査を実施しました。
14才から19才の生徒が二校合わせて73名が検査を受けました。
同時にカウンセリングも実施。
リスクが高くなりつつあるこの年齢の若者が検査を受けるのは、
日本でもなかなか難しいのでは。
1回でも検査をすれば意識も高まり、
次回検査を受ける時のハードルも低くなるのではと期待します。

スタツアメンバーが衛生教育と母子保健ボランティアの活動に参加!

母子保健ボランティアの戸別訪問。今回は、スタディツアーのメンバーも参加して
戸別訪問の様子をチェックしました。母子保健ボランティアさんがきちんと説明
できているか、助産師さんも一緒に確認しています。

村での衛生教育。こちらもスタディツアーメンバーが参加。
当初は手洗いの実演をする予定でしたが、どうも農村の人にはしっかり浸透
していることがわかり、急きょ「うがい」のデモをすることに。
紙でうがいの必要性を説明し、その後、うがいの実演をしてもらいました。
下記の写真をクリックすると動画もみることができます。

看護師がトレーニングを受講


バンコクで開かれた「心臓病を患う新生児のケア」3日間の講座を
チェンマイ大学病院の看護師3名が受講しました。
このトレーニングは新生児によく見られる心臓疾患の知識を醸成するだけでなく、治療に向けたより効果的な分析や処置などに役立ちます。
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栄養改善教育の様子【動画】

2013年11月の栄養教育の様子を動画にてご紹介します。
下記の写真をクリックすると映像が見れます。
農村地のお母さんたちに栄養改善のアドバイスをする国立栄養センターのヴィドド氏

栄養改善メニューの試食

下記の文字をクリックすると動画が見れます。
助産師による栄養改善教育1
助産師による栄養改善教育2

子沢山が良いとされる地域で・・・

月一回の母子保健教育では妊娠全般・出産、家族計画・避妊をテーマに話が行われました。
「子沢山は幸運を招く」といった古くからの言い伝えがいまだに信じられている地域であるがゆえに、家族計画、避妊のすすめ、は継続して伝えていかなければならないことなのです。

妊娠すると動かなくなったりするため、母子保健教育の際には積極的に妊婦のためのストレッチを取り入れて、体を動かすことをすすめています。

お腹の大きくなった妊婦さんへの寝る姿勢を指導。仰向けに寝ると血行が悪くなったりすることもあるため、横向きになって足にクッションを当てて寝ると良いとされています。下の写真をクリックすると動画を見れます。

ティポー保健センターに救急搬送用トゥクトゥクが寄贈されました。

ティポー保健センターに大塚製薬株式会社より救急搬送用トゥクトゥクが寄贈されました。
嬉しそうに車両内に座っているのは、保健センター長や助産師さん。

車両の側面には妊婦さんや急病人などに使用する、といった目的が書かれています。

車両のお浄めも行いました。

新車両を迎えて村の住民も集まりました。

安全なお産のために走り回ってほしいですね。

技術系高等専門学校でのピア教育視察

1月にPHJスタッフの中田が、タイの活動を視察しました。技術系の専門学校で実施しているHIV/AIDS予防のピア教育を見学。
大学生のピアエデュケーターがアイスブレイクで学生たちの関心を集めたり、制作した映像を利用して笑いをとったりと、場を和ませてから、HIV/AIDSや性に関する知識を学ぶといった流れで活動が行われていました。
初めてのピア教育だったにも関わらず、司会役の学生が自然なやりとりで笑いをとったり、大いに盛り上がったそうです。
タイ人が人前で話すことが上手、ということもあるとは思いますが、
HIV/AIDSのピア教育がこうしたコミュニケーション能力を培ったり、
発揮したりする場ともなることは注目すべき点でしょう。

上の写真は思春期の体の変化を描いて発表しているところ。

新しい地域保健センターのプロモーション


前回ご紹介した地域保健センターの建設が着々と進んでいます。
屋根には青い瓦が敷き詰められ、
センターの前には川が流れているため、橋も建設中です。
しかし、完成したのに周りの人は何ができたかよくわかっていない・・・というのでは困ります。
建設後にきちんと利用してもらえるセンターになるため、周辺地域でいまから母子保健教育を通してセンターを利用プロモーションに努めています。

地域保健センターをPRするためのポスターも貼っています。

ポスターの内容は・・・
●サービス内容
避妊・家族計画、妊婦検診、自然分娩、産後検診、一般外来、カウンセリング
●妊婦健診について
1回目(三ヶ月目)、2回目(4~7ヶ月目)、3・4回目(8~出産前)
●出産について
出産は助産師もしくは医療従事者により介助されなければならない
●産後検診
1回目(3日以内)、2回目(4~7日以内)、3回目(28日以内)、
4回目(40日以内)
地域の人から完成が待ち遠しい、と思われるようになるといいですね。

魚の形と味を出さないメニューを考案


魚嫌いの子供も魚を使った料理を食べるように、との目的でメニューが作られました。魚の形を見せずに魚の味を強調させない工夫をした魚入りチマキを考案。魚嫌いの子供も完食、さらにはおかわりをしていました。

魚嫌いに苦労しているのはどこの国も一緒ですね。


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