学校保健教育の授業を開始

学校保健では授業計画の骨子も固まり、教材もそろい、いよいよ授業開始。
授業を始める前に模擬授業を行い進行の練習を行いました。
実際の授業では教師が中心となって進行しながら、グループワークやロールプレイゲームでは
保健ボランティアや保健センタースタッフがサポートに入るなど、協力しながら
うまく進行している場面も見られました。

上の写真は、自分の衛生行動を見直し、できていないところはなぜかを話し合って紙に書いています。

上の写真は、先輩や友達からをドラッグをすすめられたら、どのように対処するかを言葉に出して言ってみよう(Noという、大人を呼ぶ等)というロールプレイです。
また小学校5、6年生を対象に性教育も行い、男性、女性の身体的な違いをはじめ、コンドームの使い方など具体的な避妊の方法などを教えました。子供たちもふざけたり、反発したりといった反応も見られず、きちんと教師の話を聞いていたとのこと。このあたりは日本の小学校よりも進んでいる、といった印象を受けました。

地域保健センターが完成し、竣工式が行われました。

サンパルワディ村の新しい地域保健センターが完成しました。
りっぱな橋もできています。

ソーラー井戸もあります。

センター内の設備や機器も整っています。

竣工式を行い、このセンターの建設支援をしてくださった岩渕薬品株式会社の社長が来てくださいました。
(左から3番目が岩渕薬品株式会社の社長、左から2番目がPHJ小田理事長)

岩渕薬品株式会社の100周年の記念事業の一環で支援してくださいました。

子供たちも興味津々で竣工式の様子を見ていました。

映像を利用して予防教育

これまで大学生向けに実施してきたHIV/AIDS予防教育。早熟化が進むなかでより若年層に向けて啓蒙を行うことがより効果的であるとし、現在高等専門学校の生徒への教育を進めています。

高等専門学校の生徒への教育で工夫した点は、映像を利用すること。
ピアリーダーたちが集まり、訴えたいポイントを効果的に伝えるため、いくつかの映像を作成しました。

たとえばこんな映像「危険な性交渉、その結末。」

さまざまな視点から4つほどの映像が作成されました。
学生たちに訴える映像ができたでしょうか。
結果はまたお知らせいたします。

新しい地域保健センターを建設中

支援対象地域内にあるサンパルワディ村に新しい地域保健センターを建設する予定です。620世帯のうちおよそ1/3の221世帯が貧困世帯の村。

地域保健センターが建設される場所。将来的には村役場も隣接し、ここが村の中心になります。

村人自らが土地を整備し、盛土作業を行いました。

10月16日に着工し、着々建設が進んでいます。

深井戸も同時進行で進んでいます。

出来上がり、楽しみです。将来はここでたくさんの産声が聞こえることでしょう。


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