アジアの母と子をささえる 国際保健医療支援団体 ━━━━━━━━━━━━☆☆
ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
メールニュース9月号 2013/9/30
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Facebookも更新中!→ http://www.facebook.com/phjapan.org
支援者のみなさま
こんにちは。PHJのメールニュース担当の南部です。
秋のイベントシーズンがやってまいりました!
10月5日(土)、6日(日)に開催される
グローバルフェスタJAPAN2013にPHJも出展します。
5日の13時からは来年2月実施予定の
スタディツアー説明会も行いますので、
ぜひいらしてください。詳細は下記をクリック↓
http://www.ph-japan.org/join_event_20130926
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▼目次
◆■ 今月のトピック:デング熱の脅威
◆■ Pick UP!海外活動レポート(タイ):家庭訪問から見える現実
◆■ Pick UP!国内活動レポート(日本):1)気仙沼の未来を乗せた分娩台を寄贈
2)気仙沼医師会から感謝状いただきました
◆■ 終了イベントの報告:1)埼玉大学スタディツアー無事終了(9月7日)
2)三鷹国際交流フェスタでのカレンダー展(9月22日)
3)カンボジア元所長中田による講演会(9月28日)
◆■ これからのイベントのご案内:10月5、6日は日比谷公園へ!グローバルフェスタ
◆■ 2014チャリティカレンダー:WEB上でお申込み開始しました!
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◆■今月のトピック:デング熱の脅威
「デング熱」をご存じでしょうか。蚊が媒介する感染症でインフルエンザのような
高熱を起こし、危険な場合は死に至る可能性もあります。実はつい先日PHJタイ
事務所のジラナン所長の長女がデング熱に感染し、一時はかなり重篤な状態
(デング出血熱)に陥りました。すでに危機は脱し回復している、とのことでPHJ
スタッフ一同ホッと胸をなでおろしています。
このようにPHJの支援地域であるタイ、インドネシア、カンボジアなどでの感染率
が高いデング熱。しかも、ワクチンがないため、蚊に刺されないよう予防するしか
手だてがない、というのが実情です。PHJでも活動の一環として、デング熱感染への
注意を呼び掛けています。実際に感染者が身近にいたことで、予防教育の大切さを
身に染みて感じます。
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◆■ Pick UP!海外活動レポート(タイ):家庭訪問から見える現実
移民、貧困、障がい、幾重もの苦しみを背負う家族が暮らす環境とは
>>つづきは下記をクリック↓
http://www.ph-japan.org/program_thai_hope_06
◆そのほかの国の活動レポート>
インドネシア: 出産前にすべきこと↓
http://www.ph-japan.org/program_indonesia_maternal_09
カンボジア:救急搬送システムの運営は↓
http://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_14
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◆■ Pick UP!国内活動レポート(日本):気仙沼の未来を乗せた分娩台を寄贈
1)気仙沼市内で唯一の民間の産科・婦人科の医療機関に分娩台を↓
http://blog.livedoor.jp/ph_japan-saigai/archives/54028742.html
2)気仙沼医師会より感謝状をいただきました↓
http://blog.livedoor.jp/ph_japan-saigai/archives/54028746.html
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◆■ 終了イベントの報告:
1)埼玉大学スタディツアー無事終了(9月7日)
今年で4回目となる埼玉大学のカンボジアスタディツアーが無事終了しました。↓
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52144354.html
2)三鷹国際交流フェスタでのカレンダー展(9月22日)
カレンダー展にお越しのみなさまありがとうございました。
子供たちに龍の絵を描いてもらいました。↓
http://www.ph-japan.org/join_event_20130925
3)カンボジア元所長中田による講演会(9月28日)
武蔵野スカーレット主催の「カンボジアの女性達と働いた5年間」に
35名の方にお越しいただきました。ありがとうございました。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.519246024829021.1073741832.140025342751093&type=3
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◆■ これからのイベントのご案内:10月5、6日は日比谷公園へ!グローバルフェスタ
本年もグローバルフェスタJAPAN2013に出展します。
日時:2013年10月5日(土)、6日(日) 10時~17時 http://www.gfjapan.com/
場所:日比谷公園
PHJブースの場所:スカイエリアの22番 http://www.gfjapan.com/2013/zone_top
スタディツアー2014 説明会: 5日(土曜日)13時から14時まで
ワークショップエリア(屋外テント.1)にて
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◆■ 2014チャリティカレンダー:WEB上でお申込み開始しました!
PHJのアジアのおはなしカレンダー2014のお申込み、いよいよ
WEB上で開始しました。
http://www.ph-japan.org/support_calender
インターネット決済は10月半ば以降に開始します。
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いつも読んでいただきありがとうございます。
お問い合わせやご感想などあれば info@ph-japan.org までお寄せください。
◆メール配信対象
メールマガジン登録の手続きをしてくださった方々やPHJ運営委員の方々、
およびPHJを支援してくださっている方々にお送りしています。
◆メール配信解除
メールニュースの配信停止をご希望の方は、以下のページにてお手続きを
お願いいたします。
≫ http://www.ph-japan.org/about_mailmagazine
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発行者:ピープルズ・ホープ・ジャパン
国際保健医療支援団体 認定NPO法人第1号
代表 木村 敏雄
広報 南部 道子
〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
Tel: 0422-52-5507 Fax: 0422-52-7035
e-mail:info@ph-japan.org
URL: http://www.ph-japan.org
Copyright: 2013ピープルズ・ホープ・ジャパン
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カテゴリー: 未分類
2013 メールニュース8月号 理事会を開催し、各国から所長が来日しました。
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ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
メールニュース8月号 2013/8/30
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皆様
こんにちは。
PHJメールニュース担当の南部です。
東京は暑さが和らいできましたね。
夏休みも終わり、イベントのシーズンがやってまいりました。
9月22日は井之頭公園で開催される三鷹国際交流フェスティバルに
PHJも出展します。
さらに9月28日はPHJスタッフ中田の講演会も実施。
ぜひみなさんいらしてください。
詳しくはこちら↓
http://www.ph-japan.org/join_event
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▼目次
◆■ 今月のトピック:理事会を開催し、各国から所長が来日しました。
◆■ Pick UP! 海外活動レポート(タイ):東京事務所スタッフが出張・活動を視察
◆■ Pick UP! 国内活動レポート: 宮城県多賀城市内のクリニックに医療機器寄贈
◆■ イベントのお知らせ:9/22 三鷹国際交流フェスティバル出展
◆■ 講演会のお知らせ:9/28 カンボジアの女性たちと働いた5年間
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◆■今月のトピック:理事会を開催し、各国から所長が来日しました。
8月22日の理事会開催にともない、インドネシア、カンボジア、タイの所長が来日。各国の
活動の報告を行いました。さらに、ベトナムの乳がん検診推進活動のコアメンバーも来日。
来日組は全員が女性で、東京事務所は一気に女性の比率が上がり、華やいだ雰囲気になり
ました。
≫理事会の様子はこちら↓
http://www.ph-japan.org/join_event_20130830
ベトナムの乳がん検診推進に関する報告を支援企業に行いました。
≫支援企業にて活動報告↓
http://www.ph-japan.org/program_vietnam_woman-disease_04
8月20日には料理イベントを開催し、アムリタ食堂のコックさんを講師に招き、参加者の方に
タイ料理を作って食べながら、カンボジアの林所長がカンボジアの農村の食や暮らしについて
の話を聞いていただきました。参加いただいた方ありがとうございました。
≫イベント当日の様子はこちら↓
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.501830203237270.1073741826.140025342751093&type=1
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◆■ Pick UP!海外活動レポート(タイ):東京事務所スタッフが出張・活動を視察
東京事務所のスタッフ 畑がタイに出張。子宮頸がん/乳がん検診推進活動を実際に見てきまし
た。タイの活動を初めて見た印象はどうだったのでしょう?
スタッフ畑の印象は?↓
http://www.ph-japan.org/program_thai_woman-disease_05
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◆■ イベントのお知らせ:9/22 三鷹国際交流フェスティバル出展
できたてほやほやの2014年のカレンダーをこちらでご覧になれます!
井之頭公園でお待ちしております。ぜひいらしてください。
http://www.ph-japan.org/join_event
◆■ 講演会のお知らせ:9/28(土) カンボジアの女性たちと働いた5年間
PHJスタッフの中田が話して、13時半から16時まで、話して、話しまくります!
http://www.ph-japan.org/join_event
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いつも読んでいただきありがとうございます。
お問い合わせやご感想などあれば info@ph-japan.org までお寄せください。
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およびPHJを支援してくださっている方々にお送りしています。
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発行者:ピープルズ・ホープ・ジャパン
国際保健医療支援団体 認定NPO法人第1号
代表 木村 敏雄
広報 南部 道子
〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
Tel: 0422-52-5507 Fax: 0422-52-7035
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Copyright: 2013ピープルズ・ホープ・ジャパン
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ホープニュース67号を発行しました
ホープニュース67号 2014年新春号では次の活動候補地ミャンマーの視察、中央大学の学生によるインドネシアの活動現場の視察などを掲載しています。
PHJ News 67 is published
PHJ News No. 67, 2014 Winter Edition, features the next PHJ candiate project site and others.
海外事務所駐在代表および駐在員の募集
PHJの海外事務所で駐在代表・駐在員として活動する職員を募集します。
1)募集人員:若干名
2)勤務地:インドネシア等当団体の活動地
3)職種:駐在代表(任地による)あるいは駐在員
4)職務内容
•母子保健改善等のプロジェクト運営
•現地スタッフの雇用管理
•現地政府・国際機関・他NGOとの調整
•東京本部や助成団体との調整。経理
•その他事務全般
5)期間:一年間(双方の合意により契約更新あり)
6)条件:
3年以上の勤務経験(海外での勤務を含む)がある方。
保健・医療分野での資格や経験(助産師・看護師・公衆衛生等)を有する方が望ましい。英語での実務が可能な方。要PCスキル。
7)待遇:渡航費、住居、生活手当支給。海外旅行傷害保険当会負担。
8)応募方法:メールinfo@ph-japan.orgに、履歴書と志望動機を記載した作文(1000から2000字程度)を添付し、応募してください。
上記書類選考の上、面接の日時をお知らせします。
【締切】
2014年3月31日(月)17:00必着
【問合せ先】
(認定)特定非営利活動法人 ピープルズ・ホープ・ジャパン 担当: 木村・矢崎
〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
TEL:0422-52-5507
FAX:0422-52-7035
info@ph-japan.org
ソーラーライトと携帯電話充電システムを被災地に
ピープルズ・ホープ・ジャパンは、フィリピンの被災地で支援活動を行うマーシーリリーフからの要望により、株式会社GSユアサの小型ソーラーホームシステム「AKARi Solar Light Kit」を8台、およびソーラーパネルを使った携帯電話充電システム「mini moshimoshiチャージャー」2台を、このたび集まった募金の一部で購入し、12月27日に日本からフィリピンの被災地へ送りました。
「AKARi Solar Light Kit」はソーラーライトと長寿命バッテリーを組み合わせてた製品。8台をパナイ島イロイロ州、現地NGOPanay Center for Disaster Reliefに送ります。
携帯電話充電システム「mini moshimoshiチャージャー」はソーラーパネルとバッテリーを用いた携帯電話の充電に特化した製品。2台をレイテ島のNGOLeyte Center for Developmentに送り、事務所での業務に役立ちます。
12月17日支援の届かない地域で診療開始
12月11日(火)より、Eastern Health Alliance(EHA)の医療ボランティアから成るマーシーリリーフ救援チーム(11人)は、移動式の診療所を携えて、パナイ島イロイロのEstancia、Concepcion、Batadの村々で治療を行いました。村の中では怪我をしていたり、さらに衛生環境が悪いために呼吸器系の感染症が悪化している例は至る所で見られます。さらに、貧しい家庭では脱水症状や栄養不良に苦しむ幼児もいます。
マーシーリリーフでは現在、フィリピンの非営利団体Panay Center for Disaster Response(PCDR)と連携しながら、ヘルスケアと外傷後症候群の治療に焦点を当てて活動しています。特に子どもは繊細で影響を受けやすいので、トラウマを克服するための精神的なリハビリも実施しています。1日360人ほどの地元住民と協力しながら、5日間で約1700人の患者を診察しました。
12月10日、MRの7番目の救援チームがAntique州に派遣されました。
【感染症を患った男の子の話】
Anthony君(3歳)は、イロイロ州のEstancia Malbogで台風に被災しました。瓦礫によるけがから左足にひどい感染症を患いましたが、地元政府や援助機関からの医療援助が届かず、何週間も手当てを受けられませんでした。
12月16日、Eastern Health Alliance(EHA)の医療ボランティアから成るマーシーリリーフ救援チームの手当てを受けることができました。あともう少し遅ければ、後遺症が残るところでした。
【マーシー・リリーフ最高責任者 Goh Chin Siang】
「台風の被害規模は甚大で、患者の数は当初の目標1000人を上回るほどです。EHAのMRボランティアは、援助の行き届いていない地域に医療支援を提供するために、素晴らしいチームワークの中でそのスキルやノウハウを発揮しています。最近ではアクラン州のBatanやレイテ島のTanauanにおいて、家屋の建設材料や救援物資パックの配給のほか、精神的なケアも行っています。」
寄付する
●銀行から寄付する場合は入金前にお申込みフォームにて、緊急災害支援にチェックをして、氏名、住所を連絡ください。
振込先■みずほ銀行 三鷹支店(普通)1519866 ピープルズホープジャパン
第48回運営委員会が開かれました。
12月11日に第48回運営委員会を開催。海外に駐在し一時帰国している伊藤所長(インドネシア事務所)と林所長(カンボジア事務所)、東京の本部事務所でタイ事業をサポートしているスタッフの畑、東日本大震災支援担当のスタッフ横尾、そして木村代表が各国の活動内容の報告や新たな国での支援活動についての調査について報告を行いました。
【当日の報告】
カンボジア:コンポントム州母子保健改善に向けた健康な村づくり事業と事業の現地移行(ハンドオーバーについて)、新規事業地の視察について
インドネシア:地域保健医療システム強化事業の報告と新規の衛生環境推進活動について
タイ:子宮頸がん、乳がん推進事業のチェンマイへの現地移行について
日本:東日本大震災支援(石巻、多賀城、気仙沼医療機関の復興支援)
ミャンマー:新規事業地としての視察報告
12月11日 5番目のチームの活動について
巨大台風の直撃から1か月が経ちました。孤立した農村地域の何百万人もの被災者は、現在少しずつ回復してきています。
マーシー・リリーフは、水、食糧、衛生キットなどの生活必需品配給し、被害を受けた地域の早期再建に取り組んでいます。マーシー・リリーフの5番目の救護チームは支援を途切れさせないために、4番目のチーム撤退から2日後の12月4日、西ネグロス州(支援している中部西ヴィサヤ地方のある州)へ到着しました。
マーシー・リリーフのチームは、西ヴィサヤのCadiz ViejoとCaduhaanで被災し避難所での生活を強いられているおよそ4000世帯と、ボートでしか行くとこのできないLakawon島の290世帯にも、食糧を供給しています。
フィリピンの非営利団体Panay Center for Disaster Responseと協力し、入念な調査を行った結果、マーシーリリーフは西ヴィサヤのCapiz州での支援を開始しました。
釘や針金、亜鉛版などといった建設材料を供給することにより、被災者が生活と住居の再建に取りかかることができるようにしています。
(台風により全壊した被災者自宅)
(マーシーリリーフが提供する物資で屋根部分を修復した自宅)
さらに、9日には深刻な被害を受けたCuartero地方において、300世帯にピーナッツや緑豆などの換金作物の種子を供給し、被災者の収入源の獲得と生計の回復を助けています。
11日の朝、マーシー・リリーフの医療援助チームが出発しました。
イロイロ島のEstancia、Conception、Batad、Carledといった農村の被災地域に焦点を置き、被災者の健康におけるニーズを満たしていきます。
【マーシーリリーフ最高責任者Goh Chin Siang】
「絶え間なく活動をしているからこそ、日々刻々と変化する現場のニーズへ応えることができます。そして、復興のなかでも特に住居と生計の再建を重点的に支援しています。加えてこれからは、遠隔の被災地の人々の健康管理にもさらに配慮していきます。」
マーシーリリーフの報告原文はこちら。
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振込先■みずほ銀行 三鷹支店(普通)1519866 ピープルズホープジャパン
11月29日 フィリピン・被災地アクラン州での支援活動について
マーシーリリーフの4番目の救援チームは、11月26日火曜日、台風直撃により被害を受けた中部西ヴィサヤ地方のアクラン州カリボ、ニューワシントン、ヌマンシアといった地域で支援活動を開始しました。支援活動はフィリピンの非営利団体Panay Center for Disaster Responseとの密接な協力の中で行われ、救援物資の食糧は4000以上の家庭に行き渡りました。さらに、マーシーリリーフの水のろ過システム「PedalPure」が清潔な飲料水を供給することができました。
(写真は被災者に物資を渡す石関さん)
【被災者の話】
ニューワシントンのTambak村に住むJuliana Ozamisさん(65歳)とその息子は、台風からなんとか逃れることができました。
しかし災害から3週間経過してもなお、彼女たちを含めた410,000の世帯が台風の前の生活を取り戻せていません。彼女の近所では災害が起こって以来、公共機関や援助機関から何の支援も受けておらず、残ったものを分け合ってなんとか生活しています。
ニューワシントンは特に深刻な被害を受けた沿岸地域の1つであり、竹やアナハウの葉で出来ている1万軒の家々は破壊されました。電力は4か月分しか蓄えられていないとみられています。さらに、村人の収入源だった漁業や作物栽培は壊滅状態になっています。
【被災した村の村長さんの話】
台風直撃の2日前、Barangay C. Laserna村の村長Nenita Feliciano Tugnaさん(51歳)は、村の人々をアクランの避難所へ移動させていました。
彼女は、マーシーリリーフの支援物資の配給をサポートする150人のボランティアをとりまとめも行いました。彼女は、「友愛と分け合う心が、人々を直面する困難から立ち上がらせていました。このことが、生き残った人々のモラルを高め、正常な価値観を保たせていたんです。」と語ります。
【マーシーリリーフ最高責任者Goh Chin Siang】
「いくつかの地域は復興へ向けて努力し始めていますが、まだまだ多くの被災者が生存のために不可欠なニーズが満たされないままでいます。MRは、支援の行き届いていない孤立した地域への援助を続けるつもりです。」
マーシーリリーフチームは、より深刻な被害を受けた地域を救済するため、パラワン州へ進む予定です。
マーシーリリーフの報告原文はこちら。
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