今回は企業からのあたたかいご支援の報告です。
長年PHJをご支援くださっている大塚製薬株式会社様からポカリスエット2,400本を寄贈いただき、母子保健教育に参加した妊婦さんや産後の女性や子どもに配布しました。
12月末になり涼しくなってきたとはいえ、ミャンマーの中でも中部に位置するここタッコン郡は熱帯性気候で一年を通して暑い日が多く、電気のない村にはもちろん冷房もなく、自宅から母子保健教育を実施しているサブセンターまで徒歩で来るお母さんや子どもは体力を消耗しています。
このような状況でのポカリスエットはとてもありがたく、配布時はみんな驚き、喜んでいました。
母子保健教育では、妊産婦さんや子どもたちが健康に過ごすために清潔な水の利用や健康的な食事に対する知識を伝えており、
ポカリスエットがその一躍を担ってくれました。
またこうした寄贈が、より多くの妊産婦さんや村びとが母子保健教育に参加するきっかけになればと思います。
投稿者: staff_17001
脱サラ僧侶の、カンボジアNGO日記3
2019年10月号 11/21第60回運営委員会 参加者募集中!/アイロボットジャパンが南相馬へルンバ寄贈
━━━━━━━━━━━2019年10月31日
アジアの母と子をささえる 国際保健医療支援団体
ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ご支援者の皆様
こんにちは、広報の南部です。
いつもご支援ありがとうございます。
10月7、8日と南相馬市へ出張しましたが、その数日後に
台風19号が上陸し日本各地で洪水や土砂崩れ、河川の決壊が起き、インフラや交通機関へも
甚大な被害をもたらしました。
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
南相馬市を含む福島県は 特に被災した地域が多くPHJの支援先である南相馬市の堀クリニック周辺では
洪水や土砂崩れにより配水菅が壊れ、広域で断水。PHJスタッフが関連施設に飲料水の配給支援を行いました。
現在、南相馬市エリアでは水が戻ったとのことでしたが、
各地で洪水や土砂崩れ、河川の決壊が起き、インフラや交通にも大きな影響が出ていることは
皆様もご存知のことと思います。
9月にカンボジアで水道や電気のない農村地を歩き、
10月は福島第一原発周辺エリアを視察し、南相馬市を訪問。
重ねて 今回、台風による被害があり、普段は意識していない水や電気、そして医療機関等のといったインフラについて
考えさせられました。
では、今月のニュースと寄付のお知らせです。
■■■CONTENTS ■■■
【お知らせ・募集】
●2020年「アジアのおはなしカレンダー」お申込み開始!
2020年のPHJチャリティカレンダーは、アジアのお話しカレンダーです。
↓こちらからお申込みいただけます!↓なお、カレンダーの発送は11月からとなります。
https://www.ph-japan.org/support_calender
●11月17日(日)むさしの国際交流まつり2019に出展します。
(公財)武蔵野市国際交流協会(MIA)が毎年開催する、市民が気軽に参加できる国際交流イベントです。JR中央線武蔵境駅nonowa口/北口徒歩1分にあるスイングビルが会場です。PHJも参加しています。
https://musashino-ifes.com/
●11月21日(木)第60回運営委員会 参加者募集
日頃のPHJの海外や国内での活動をお伝えし、話し合う運営委員会を11月21日(木)17時〜19時に開催します。PHJの活動の今を知りたいという方は参加を歓迎しておりますので、ご希望の方は11月15日までに info@ph-japan.org へ、お名前・所属(あれば)・電話番号をお知らせください。折り返し詳しい会場の場所についてお知らせいたします。なお会場予定地はJR水道橋駅 徒歩10分の場所です。
【PHJ活動レポート】
●カンボジア事業
>>カンボジア事業の日本NGO連携無償資金協力の署名式典が行われました
https://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_86
>>母子保健ボランティアのための追加研修を行いました。
https://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_87
●ミャンマー事業
>>タッコン郡保健局の職員と共に、事業評価会議を開催しました。
https://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_66
●東日本大震災支援
アイロボットジャパンが南相馬の心のケアのため11団体にルンバを寄贈
http://blog.livedoor.jp/ph_japan-saigai/archives/54921968.html
【スタッフブログ】
●「脱サラ僧侶の、カンボジアNGO日記」その2
PHJカンボジア事務所に赴任した神崎がつづる現地での奮闘記、第二弾!!
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52273601.html
●埼玉大学カンボジアスタディツアー報告その2
毎年埼玉大学が主催する夏季集中講義「異なる文化と出会う」の一環で行っている
カンボジアスタディツアー報告その2
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52273547.html
【身近なことから支援に参加できます!】
○読まなくなった本やDVD、CDがPHJの寄付になります
「古本チャリティ募金」スタート!!!
https://www.ph-japan.org/support_hon
○寄付型ウォーターサーバー登場!
自動販売機だけでなく、ウォーターサーバーも
飲むだけで寄付ができるようになりました。
オフィス内などに設置して社会貢献してみませんか?
http://www.ph-japan.org/corporate_sponsor_vendingmachine
○Tポイントカードやクレジットカードで寄付
yahoo!ネット募金でPHJに支援することができるようになりました。
Tポイントカードのポイントを寄付することもできます
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5011001/
○断捨離で支援!ショッピングで支援!
使わなくなったバックや服を寄付して、ショッピングをして、
PHJを支援することができるようになりました。
海外ファッション通販サイト「waja」の
【ファッションチャリティプロジェクト】
http://www.waja.co.jp/fcp/npo/activity/8.html
_____________________________________________
最後まで読んでいただきありがとうございます。
お問い合わせやご感想など mailto:info@ph-japan.org までお寄せください。
メール配信対象
本メールマガジンは、メールマガジン登録の手続きをしてくださった方々やPHJを
支援してくださっている方々、PHJの運営委員の方々にお送りしています。
◆メール配信解除
メールニュースの配信停止をご希望の方は、以下のページにてお手続きを
お願いいたします。
≫ http://www.ph-japan.org/about_mailmagazine
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発行者:ピープルズ・ホープ・ジャパン
国際保健医療支援団体 認定NPO法人第1号
代表 佐野 廣二
広報 南部 道子
〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
Tel: 0422-52-5507 Fax: 0422-52-7035
e-mail:mailto:info@ph-japan.org
URL: https://www.ph-japan.org
Copyrightピープルズ・ホープ・ジャパン
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2019年9月号 10/19 踊ってみよう!クメール舞踊/2020PHJ チャリティーカレンダー申し込み開始
━━━━━━━━━━━2019年9月30日
アジアの母と子をささえる 国際保健医療支援団体
ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
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ご支援者の皆様
こんにちは、広報の南部です。
いつもPHJの活動を応援くださりましてありがとうございます。
PHJカンボジア事務所では
毎夏、埼玉大学のスタディツアーを受け入れており
9回目となる今年は私が東京事務所より同行してまいりました。
このスタディツアーでは
PHJのカンボジア事業地である
コンポントム州の農村地にすむ人々に
学生の皆さんがインタビューしてまわる
という体験をします。
PHJの支援対象の場所が
日本の学生の学びの場となり
私たちの活動の意義を強く感じながら、多くの学びと発見があった出張でした!!
詳細は下記載のスタッフブログをご覧ください。
今月はイベントやチャリティのお知らせを掲載しています。
■■■CONTENTS ■■■
1)2019年10月19日:踊って、みよう!クメール舞踊@国分寺カフェスロー
カンボジアの古典舞踊の踊り手が来日。公演だけでなく、実際に踊りを体験するワークショップも行います。
ご興味のある方はぜひお申込みください。
https://www.ph-japan.org/join_event_20191019
2) 2020年「アジアのおはなしカレンダー」お申込み開始!
2020年のPHJチャリティカレンダーは、アジアのお話しカレンダーです。
カンボジア、ミャンマー、日本の子どもたちに各国のおとぎ話をテーマに描いてもらいました。
↓こちらからお申込みいただけます!↓なお、カレンダーの発送は11月からとなります。
https://www.ph-japan.org/support_calender
3) 「脱サラ僧侶の、カンボジアNGO日記」その1
PHJカンボジア事務所に赴任した神崎がつづる現地での奮闘記
始まりました!
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52272620.html
4)埼玉大学カンボジアスタディツアー報告その1
毎年埼玉大学が主催する夏季集中講義「異なる文化と出会う」の一環で行っている
カンボジアスタディツアーが実施されました。報告第一弾です。
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52272802.html
5)身近なことから支援に参加できます!
○読まなくなった本やDVD、CDがPHJの寄付になります
「古本チャリティ募金」スタート!!!
https://www.ph-japan.org/support_hon
○寄付型ウォーターサーバー登場!
自動販売機だけでなく、ウォーターサーバーも
飲むだけで寄付ができるようになりました。
オフィス内などに設置して社会貢献してみませんか?
http://www.ph-japan.org/corporate_sponsor_vendingmachine
○Tポイントカードやクレジットカードで寄付
yahoo!ネット募金でPHJに支援することができるようになりました。
Tポイントカードのポイントを寄付することもできます
http://donation.yahoo.co.jp/detail/5011001/
○断捨離で支援!ショッピングで支援!
使わなくなったバックや服を寄付して、ショッピングをして、
PHJを支援することができるようになりました。
海外ファッション通販サイト「waja」の
【ファッションチャリティプロジェクト】
http://www.waja.co.jp/fcp/npo/activity/8.html
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
お問い合わせやご感想など mailto:info@ph-japan.org までお寄せください。
メール配信対象
本メールマガジンは、メールマガジン登録の手続きをしてくださった方々やPHJを
支援してくださっている方々、PHJの運営委員の方々にお送りしています。
◆メール配信解除
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お願いいたします。
≫ http://www.ph-japan.org/about_mailmagazine
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発行者:ピープルズ・ホープ・ジャパン
国際保健医療支援団体 認定NPO法人第1号
代表 佐野 廣二
広報 南部 道子
〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
Tel: 0422-52-5507 Fax: 0422-52-7035
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Copyrightピープルズ・ホープ・ジャパン
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身体測定と栄養教育の研修
11月20日から21日にコンポンチャム州ストゥントロン保健行政区で医療スタッフに向けた身体測定と栄養教育の研修(GMPワークショップ)が行われました。
この研修にはストゥントロン保健行政区から2名とストゥントロン保健行政区内の全12保健センタースタッフの23名が参加し、コンポンチャム州保健局の研修責任者が講義を行いました。
子どもの健康的な発育のために、子どもとお母さんなどの養育者が定期的に保健センターを訪問し、身体測定や栄養に関する指導といった小児ケアを受けることが重要です。
研修では、母子に保健センターを訪問するように促すこと、そして乳幼児の身長や体重を正確に測定すること。さらに身体測定だけでなく、栄養価の高い食事を子どもが摂取できるよう具体的な食材を指導することなどが講義に盛り込まれました。
スキルや知識の講習だけでなく母子に保健センターを訪問してもらうために、保健センタースタッフの母子に対して親切かつ相談しやすい態度で接すること、といったホスピタリティの教育もなされました。
2日間と比較的に長い研修でしたが、途中にはゲームを交えた振り返りの時間もあり、効果的に研修が進められ、最初から最後まで参加者は皆、熱心に講義を受けていました。
参加者からのアンケートには、ファシリテーターの説明が大変分かりやすかったという声がたくさんありました。
「この研修(GMPワークショップ)は、他のスタッフも参加して知識やスキルを身に付けたほうが良い。保健センター全員でGMPの重要性を共有することが大切だ。」という前向きな意見も出たほど、充実した講義となりました。
完成したばかりのグイピンサブセンターでの出産が9件
PHJが活動を実施しているグイピン村では、今年の7月に村の1次医療施設であるサブセンターの建設が完了しています。
9月にはさっそく9件の出産があり、建築されたサブセンターが地域の方々に順調に利用されていることがわかります。
9月4日生まれの赤ちゃんと出産を介助した助産師さん
9月9日生まれの赤ちゃん(3.4㎏でした)
PHJのプロジェクトでは、医療施設建設後にも、母子保健教育活動や助産師と母子保健推進員との連携強化、施設利用のプロモーション活動等を通じて、建設した施設が村での安全なお産の場所として機能するように支援活動を実施しています。
今後も、施設の適切な利用が促進されるよう、地域のサポートを継続していきたいと思います。
【南相馬】アイロボットジャパンがルンバを寄贈
保健ボランティア向け追加研修の実施
10月9日から11日の3日間、母子保健ボランティアのための追加研修を行いました。
最近新しくリクルートされたクポッタゴン区とビアムコスナー区の母子保健ボランティアに加えて、6月・7月の研修に参加できなかったボランティア、計11人が参加しました。
ビアムコスナー保健センターの助産師が講師を務めました。写真は、産後ケアについて講義をしているところです。
皆、とても真剣に講義を聞いています。
3日目には家庭訪問の実習をしました。5歳以下の子供を持つ保護者を訪ねました。
3日間の研修終了後、保健ボランティアにバッグと救急箱を贈呈しました。
研修を終えた保健ボランティア、保健センタースタッフ、PHJスタッフで記念撮影です。
タッコン郡保健局と事業評価会議を開催
9月下旬にタッコン郡保健局の職員と共に、事業評価会議を開催しました。
PHJは2014年よりミャンマーで母子保健支援活動に取り組んでいますが、現在の「農村地域の母子保健サービス改善事業」は2017年10月から始まり、今月で2年目を終えます。この会議では、2年間の事業成果と来年度の事業計画を共有し、事業終了後にも政府と現地の医療者が持続的に実施することができるように、今後の方向性を話し合いました。
2年目の活動では、グイピンサブセンターやミャウッミェイ地域保健センターの建設などのハード面の支援と共に、事業を拡大した地域での母子保健推進員の育成や母子保健教育などのソフト支援も強化し、より多くの母子に支援が届くように活動を進めました。
これまでの活動とミャンマー政府や地域の医療者の協力によって、以前は対象地域で約半数程度だった施設分娩が、今では7割を超えるようになりました。また、リフレッシュ研修やスキルモニタリングで能力強化した助産師や補助助産師が出産を介助する件数も増え、より安全で衛生的な環境の下、出産を迎える母子が増えてきています。
会議では、事業最後の年となる3年目に向けて、タッコン郡保健局や現地の医療者による持続可能となるような活動の方向性を、政府職員と話し合い、現地の医療者とも活発に意見交換がなされました。
カンボジア事業の日本NGO連携無償資金協力の署名式典が行われました
10月4日(金)に、令和元年度日本NGO連携無償資金協力署名式典が行われました。
同式典では、三上正裕駐カンボジア特命全権大使とPHJカンボジアの神崎所長との間で
「コンポンチャム州子どものケア支援ネットワーク強化事業(第1年次)」について贈与契約書に署名を行いました。
「コンポンチャム州子どものケア支援ネットワーク強化事業」では、5歳未満児の予防可能な疾病及び死亡の削減および子どもの健康な成長発達の促進を目指し、地域住民の健康増進や疾病予防に対する関心の向上、各家庭での行動変化を促します。
そのため、保健センタースタッフと地域の保健ボランティア間の情報共有や緊急時の保健センターへの搬送などの支援ネットワークを強化し、
各村での5歳未満児の子どもを持つ養育者への栄養・衛生教育の実施に取り組みます。
事業の進捗は活動レポート等で皆様にご報告していきます!