PHJが平成28年熊本地震の医療支援として集めていた寄付金は1200万円に達し、
7月15日にPHJから全日本病院協会(全日病)に全額お渡ししました。
左:全日病 西澤会長 右:PHJ 小田理事長
投稿者: staff_17001
【2016・6月】熊本地震被災病院の状況・ミャンマー2村の助産診療センター完成
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2016年6月号6/30━━
┃ アジアの母と子をささえる
┃ 国際保健医療支援団体
┃ ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
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こんにちは。
PHJインターンの國井です。
今月からPHJのインターンシッププログラムのもとで
活動させていただくことになりました!
小さい頃から国際協力のお仕事に関わりたいと
思っていたので、PHJでインターンができてとても光栄です。
日々の活動をしっかりと皆さまにお伝えできるように
全力を尽くしていきますので、よろしくお願いいたします。
では、今月のお知らせをぜひお読みください。
▼▼CONTENTS▼▼
1】熊本地震支援活動・・・・・被災病院の状況・熊本出張報告
2】今月の海外・国内活動レポート・・ミャンマー・カンボジア・タイ・日本
3】いろいろな形で支援できます!
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┃1┃ 熊本地震医療支援募金・・・・・被災病院の状況・出張報告
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本募金に多くの皆様よりご支援いただき感謝しております。
ご寄付いただいた募金は被災した病院の復興支援に使わせていただきます。
なお、被災した一部の病院に関する情報を下記に掲載しましたので、ご覧ください。
また各病院のホームページにも被災状況や
復興に向けた想いなどが掲載されています。
最大級の地震に2度あいながらも、患者様を支え、お互いをいたわりながら、
懸命に生きる病院の方々のたくましさ、優しさがとても印象的です。(文:南部)
被災状況や病院のホームページはこちら↓
>>http://www.ph-japan.org/support_disaster_kumamoto_6
また、PHJスタッフが現地を視察しましたので、合わせてお読み下さい。
>>http://www.ph-japan.org/support_disaster_kumamoto_5
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┃2┃ 今月の海外・国内活動レポート
┗━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□□
■ミャンマー・・・助産診療センター完成・寄贈式
6月は二つの村に建築された助産診療センターの寄贈式が行われました。
●NTTファイナンス様の助産診療センター寄贈式
http://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_25
●大塚製薬様の助産診療センター寄贈式
http://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_26
■カンボジア・・・保健センター運営支援1年目の変化
>>http://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_49
■タイ・・・・・・エイズ予防教育 ピア教育ルームが続々完成
>>http://www.ph-japan.org/program_thai_hiv_18
■日本・・・・・・日本の看護師・助産師の方々にタイのエイズ予防教育を伝授!
>>http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52227819.html
■日本・・・・・・東日本大震災支援:気仙沼訪問
>>http://blog.livedoor.jp/ph_japan-saigai/archives/54654669.html
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┃3 ┃ いろいろな形で支援できます!
┗━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□□
★★自動販売機でPHJに寄付ができます。
ドリンクを買うだけで、PHJに支援ができる。
そんな自動販売機をオフィス内などに設置して社会貢献してみませんか?
すでに設置いただいている企業・団体様は30社以上!
設置をはじめメンテナンスはすべてサントリービバレッジサービスが行います。
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NPOやNGO団体に、無料で支援を贈ることができるgooddo。
1日1回、「応援する」のワンクリックで、PHJに支援をしていただくことができます。
お仕事や家事の合間のわずかな時間に、gooddoからPHJへの応援をお待ちしています!
http://gooddo.jp/gd/group/peopleshopejp/?from=fbn0
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yahoo!ネット募金でPHJに支援することができるようになりました。
Tポイントカードのポイントを寄付することもできます!
http://donation.yahoo.co.jp/detail/5011001/
★★断捨離で支援!
使わなくなったバックや服を寄付して、
ショッピングをして、
PHJを支援することができるようになりました。
海外ファッション通販サイト「waja」の
【ファッションチャリティプロジェクト】
http://www.waja.co.jp/fcp/npo/activity/8.html
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
お問い合わせやご感想など
info@ph-japan.org までお寄せください。
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支援してくださっている方々、PHJの運営委員の方々ににお送りしています。
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【2016・5月】熊本地震・支援活動/牛車と救急車の連携搬送(ミャンマー)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2016年5月号5/30━━
┃ アジアの母と子をささえる
┃ 国際保健医療支援団体
┃ ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
PHJ広報の南部です。
5月25日の運営委員会に合わせて
各国所長が帰国しました。
東京事務所のスタッフにとっても
この期間は海外の活動や事務所の状況
を把握する貴重な期間です。
メールでやり取りをするより
顔を合わせてちょっとした雑談をするほうが
支援地の状況やさまざまな背景を
わかったりすることがあります。
フェイストゥーフェイスの大切さ、
改めて感じます。
この文章もメールでお送りしておりますが
広報としても支援者の皆様に
現地の状況が「伝わる」ように
工夫していきたいと思います。
それでは、今月のお知らせです
▼▼CONTENTS▼▼
1】熊本地震支援活動・・・・・AMAT派遣、物資支援、そして、これから。
2】今月の海外活動レポート・・カンボジア・タイ・ミャンマー
3】いろいろな形で支援できます!
・━┓
┃1┃ 熊本地震支援活動・・・・・AMAT派遣、物資支援、そして、これから。
┗━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□□
4月22日より熊本地震医療支援募金を開始しました。募金にご協力いただいた皆様
ありがとうございます。
現在全日病の支援活動についてホームページにて随時報告しております。
下記をご覧ください。
【活動報告1】全日病職員の見た被災地、そして支援活動
>>http://www.ph-japan.org/support_disaster_kumamoto_4
【活動報告2】全日病ニュース抜粋
5月1日号>>http://www.ph-japan.org/support_disaster_kumamoto_2
5月15日号>>http://www.ph-japan.org/support_disaster_kumamoto_3
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┃2┃ 今月の海外活動レポート
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■カンボジア・・・妊産婦を照らすソーラーランタン
>>http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52226494.html
■タイ・・・・・・慢性疾患・障害児童の支援「薬剤師による薬の話」
>>http://www.ph-japan.org/program_thai_hope_16
■ミャンマー・・・牛車と救急車の連携搬送
>>http://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_24
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┃3 ┃ いろいろな形で支援できます!
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★★自動販売機でPHJに寄付ができます。
ドリンクを買うだけで、PHJに支援ができる。
そんな自動販売機をオフィス内などに設置して社会貢献してみませんか?
すでに設置いただいている企業・団体様は30社以上!
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ショッピングをして、
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お問い合わせやご感想など
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広報 南部 道子
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【2016年4月号】ミャンマーで走る上益城の救急車/人材募集インドネシア駐在員
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2016年4月号4/28━━
┃ アジアの母と子をささえる
┃ 国際保健医療支援団体
┃ ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
PHJ広報の南部です。
4月14日に熊本県で地震が起き、震源地を聞いた瞬間、
PHJスタッフは馴染みのある名前に驚きました。
昨年ミャンマーに寄贈した救急車が、
熊本県の上益城消防組合のものだったのです。
(ミャンマーに移送された中古救急車の話↓)
http://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_12
PHJとしてできることは何か、考えた結果が
先日メールでお伝えした熊本地震医療支援募金です。
何人もの方が即座に募金してくださいました。
この場を借りて御礼申し上げます。
今後も被災地での全日病の活動をお伝えしてまいります。
↓↓PHJの熊本地震医療支援募金↓↓
http://www.ph-japan.org/support_disaster_kumamoto
▼▼CONTENTS▼▼
1】人材募集 インドネシア事務所駐在員募集中
2】今月の海外活動レポート カンボジア・タイ・ミャンマー
3】いろいろな形で支援できます!
・━┓
┃1┃ 人材募集 インドネシア事務所駐在員募集中
┗━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□□
PHJのインドネシア事務所で働く駐在員(契約社員)を1名募集しています。
現地での事業の運営管理、新事業の企画立案などを担っていただきます。途上国での社会貢献の仕事や現地の人たちと働くことに熱意を持っている方の応募を待っています。
http://www.ph-japan.org/join_intern
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┃2┃ 今月の海外活動レポート
┗━・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□□
■カンボジア・・・保健センターの運営の支援とは?
>>http://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_48
■タイ・・・・・・エイズ予防教育のピアエデュケーターの目覚ましい成長!
>>http://www.ph-japan.org/program_thai_hiv_17
■ミャンマー・・・いよいよ助産診療センターが完成!
>>http://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_23
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┃3 ┃ いろいろな形で支援できます!
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★★自動販売機でPHJに寄付ができます。
ドリンクを買うだけで、PHJに支援ができる。
そんな自動販売機をオフィス内などに設置して社会貢献してみませんか?
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http://www.ph-japan.org/corporate_sponsor_vendingmachine
★★gooddoのワンクリックでご支援を!
NPOやNGO団体に、無料で支援を贈ることができるgooddo。
1日1回、「応援する」のワンクリックで、PHJに支援をしていただくことができます。
お仕事や家事の合間のわずかな時間に、gooddoからPHJへの応援をお待ちしています!
http://gooddo.jp/gd/group/peopleshopejp/?from=fbn0
★★Tポイントカードやクレジットカードで寄付〈yahoo!ネット募金〉
yahoo!ネット募金でPHJに支援することができるようになりました。
Tポイントカードのポイントを寄付することもできます!
http://donation.yahoo.co.jp/detail/5011001/
★★断捨離で支援!
使わなくなったバックや服を寄付して、
ショッピングをして、
PHJを支援することができるようになりました。
海外ファッション通販サイト「waja」の
【ファッションチャリティプロジェクト】
http://www.waja.co.jp/fcp/npo/activity/8.html
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雨季における活動
6月に入り雨季が本格化し、スコールが降る日もあります。
PHJカンボジア事務所前の道路は水没し、
車が通るたびに水があふれ駐車スペースに水が入ってきます。
というわけでPHJカンボジア事務所は洪水が起こらない地域へ引っ越し中です。
農村地域の道、雨季はこういう状態です。
活動への影響としては、田植えが忙しくなり
保健教育などの活動に参加できなくなる場合があります。
6月は25村での保健教育を実施しました。
トピックは「予防接種」です。参加者は全部で654人(そのうち15歳未満の子供が270人)。
一村につき26人の参加者がありました。保健ボランティアで参加した人は50人中39人でした。
野良仕事があるため、村長に人集めを託して不在にする保健ボランティアもいました。
熊本地震活動報告(全日病ニュース7/15)
全日病ニュース7/15号より地震発生の4月14日から5月初旬までの活動の報告のまとめを抜粋します。
■全日病と日本医療法人協会の合同対策本部を設置
今回の支援活動の特徴は、まず、全日病と日本医療法人協会が合同災害対策本部を立ち上げたこと。これにより被災地における拠点を設置したり、人を派遣する上で役立った。
・先遣隊を派遣したことや ためらわず行うPush 型の支援も特徴としてあげられるだろう。
・病院支援においては災害時医療支援活動班 AMAT(All Japan Hospital Association Medical Assistance Team)の活躍が大きかった。入院診療支援(緊急増床分)と外来診療支援(夜間時間外救急)さらに避難所の巡回診診療などの活動を行った。
■発災直後から迅速に対応(14日~16日)
災害発生時は最初の3日間が非常に重要である。
・4月14日には、本部事務局に災害対策本部を仮設した。発災の 30分後には全日病事務局に事務員2人がかけつけ、対策に入った。まず熊本県内の会員病院の被災状況を確認した。
・4月15日 11時には、全日病と日本医療法人協会の合同で、災害対策本部を設置。発災から 14時間で、対策本部を立ち上げた。
・4月16日の午前1時 25分に本震が発生した。前震の被災状況から、今回の震災はあまり大きくないと認識していたが、本震後の状況をみて認識が大きく変わり、支援活動をリセットすることとなった。
■支援物資の搬送で協力を得る(16日本震から)
16日に、白鬚橋病院の AMAT が空路で出発。同病院の大桃院長は、救急・防災委員会の委員であり、災害医療の専門的知識を持っているため先遣隊として現地に入っていただいた。
現地の会員病院から水や食料が不足しているという連絡があり、対策本部にて早急に対応を検討した。
支援物資の搬送に当たっては、福岡県の田主丸中央病院・ヨコクラ病院を拠点として熊本市内に搬送することとした。もう一つのルートは鹿児島県から搬送するルートである。災害対策本部で鉾之原常任理事・鹿児島県支部長(市比野記念病院)が物資の搬送を申し出ていただいた。
余震が続き、熊本市内の状況がわからない状況だったが、鹿児島県から市比野記念病院、国分中央病院、サザンリージョン病院の3隊が熊本市内に水や物資を運んだ。こうして初期の一番たいへんな時期に水と食料を届けることができた。
16日には全日病の災害救援物資の搬送チームが出発した。全日病本部では、いざというときの災害救援物資を備蓄しており、すべての救援物資を被災地に運ぶことを対策本部で決め、事務局員の2人が物資を持って現地に入ることとした。
熊本市内では、青磁野リハビリテーション病院を支援物資の拠点とすることとし、AMAT も同病院を拠点に活動を展開した。
【AMAT 派遣元・派遣先・期間】
・織田病院(派遣元) →熊本赤十字病院(派遣先) 4/15~ 4/16(期間)
・ヨコクラ病院→ 熊本赤十字病院 4/15
・白鬚橋病院→青磁野リハビリテーション病院 4/16~ 4/20
・赤穂中央病院① →青磁野リハビリテーション病院 4/16~ 4/18
・南多摩病院①→ 青磁野リハビリテーション病院 4/16~ 4/21
・永生病院① →青磁野リハビリテーション病院 4/17~ 4/20
・赤穂中央病院②→ 東病院 4/16~ 4/22
・永生病院②→ 東病院 4/20~ 4/24
・南多摩病院②→ 宇城総合病院 4/21~ 4/24
・霧島記念病院→ 東病院 4/23~ 4/24
・南多摩病院③ →宇城総合病院 4/25~ 4/28
■支援物資に対するニーズの変化
支援物資に対するニーズは時間の経過とともに変化する。
発災から3日間は飲料水の不足があったが、それを過ぎると水の需要は満たされた。医薬品・衛生材料などの需要は7日目くらいまで、日用品・食料品の需要は 14日目くらいまでであった。
現地では、4月 20日〜5月7日まで、県内の会員病院に毎朝9時にファクスを送り、支援物資の在庫状況を情報提供し、各病院に必要な物資をとりにきてもらった。
全国からオムツなどの支援物資を提供していただいたが、今回の地震ではイオンなどが大量の物資を送ったこともあり、支援物資は若干余ることとなった。
AMAT は東病院と宇城総合病院に人を派遣してしっかりした支援をすることができた。
5月17日には、西澤会長とともに被災地を視察し、阿蘇立野病院を訪れた。病院の裏側でがけ崩れがあり、撤収の判断をされたことは適切であったと思う。
同病院の上村院長にお会いし、復旧に向けてがんばるという意欲にあふれた表情をみることができた。
今回の熊本地震では、様々なことを経験した。AMAT は、災害時に民間病院が助け合うためにつくったものであり、今回その機能をしっかり果たすことができた。大きな震災がいつ起こるか分からないのが日本であり、今回の経験を活かして備えを確かなものにしていきたい。
歯のケアについて講義
新しい助産診療センターで保健教育スタート
カンター村、アレージョン村で完成したばかりの助産診療センターで保健教育がスタート。
母子保健教育の内容としては、産前のケアが中心となり、妊産婦の出産前の健康維持、出産の前のリスクサイン、産前の妊婦健診の重要性を伝えました。
対象は、両村の妊産婦となり、実際の参加者はアレージョン村が12名、カンター村は11名でした。
助産師とボランティアを中心として、保健教育のための利用が実際に行われており、さらなる村人の利用を促進していきたいと考えます。
熊本地震による被災した病院の様子
熊本地震医療支援募金の使途は被災病院の復興に向けた支援となります。
被災した2病院の状況をご報告いたします。
なお、各病院のホームページにも写真とともに詳細な情報を掲載されていますので、
あわせてご覧ください。
●社会医療法人ましき会益城病院
精神科・心療内科・小児科・歯科 210床
6月現在、被災しながらも、外来診療は継続中。入院施設は一部で再開したものの、復旧工事中で十分なサービスの提供が出来ていません。
・ホームページ http://www.mashiki.jp/
・震災後の広報誌(被災状況と復興に向けたメッセージ) http://www.mashiki.jp/pdf/reborn.pdf
●被災後の院内状況図↓
院内の状況を説明する益城病院犬飼邦明理事長
亀裂が入った床
●医療法人社団順幸会阿蘇立野病院
(内科、循環器内科、消化器内科、泌尿器科、外科、心臓血管外科、肛門外科、
整形外科、脳神経外科、リハビリテーション科・88床)
6月21日現在、阿蘇立野病院は被災し院での診療を中止しています。
なお6月1日より、陽ノ丘荘の近くで「上村ぬくもり診療所」を開設し、診療を再開しています。
・ホームページ(被災状況) http://asotateno.ecgo.jp/page0171.html
病院周辺の住宅の様子
アレージョン村 助産診療センター寄贈式
カンター村につづき、アレージョン村でも助産診療センターが完成しました。
アレージョン村の助産診療センターは大塚製薬(株)の寄贈によるもので、
6月24日に寄贈式が行われました。
助産診療センターと助産師さん。
左:ネピドーカウンシル役員: Mr.H.E.U Tin Htut
右:大塚製薬株式会社 業務管理部部長:吉永芳博様
寄贈式に列席したアレージョン村の方
センター内部
大塚製薬株式会社のニュースリリースにも詳細が書かれています。