カンボジア洪水子ども支援募金

【ご報告】

2018年9月14日より開始しましたカンボジア洪水支援は2018年12月31日に終了いたしました。
集まった募金額は39万1127円となりました。短い期間に多大なるご支援に心より御礼申し上げます。

なお、本事業において実際に使用しました経費は57万8000円となります。不足分に関しては自己資金にて調達する予定です。現在もカンボジアでの母子保健改善に向けて支援活動をしていますので、今後ともPHJへのご支援どうぞよろしくお願いいたします。
経費の内訳は以下の通りです。
水 28万7000円 人件費 18万5000円 車両代 7万5000円 その他 3万1000円

洪水による健康被害の予防に向けて、NCGM国際医療協力局の協力のもとに支援活動を実施。


2018年8月よりメコン川流域で洪水が発生し、15人が死亡、うち9名がPHJ事業地のあるカンボジア コンポンチャム州で亡くなっています。(※1)PHJの事業対象地の一部でも、洪水により地域の大部分が水没し、多くの住民とその家畜が主要道路沿いの家屋付近に密集し避難生活を余儀なくされています。
水没したエリアでは飲み水や生活用水として使われている水が排せつ物などで汚染されている状況です。もともと脆弱な農村地の衛生環境がさらに悪化し、子どもの健康状態への影響が懸念されています。
PHJでは、このたび国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(略称:NCGM)国際医療協力局の調査チームの協力をえて、緊急物資支援の配布だけでなく、重篤な急性低栄養、繰り返す下痢などの重篤な感染症兆候のある2歳未満の子どもの早期発見・搬送と、健康教育による村人の健康被害の予防啓発活動を実施します。
※1 2018年8月13日 プノンペンポストより

飲料水ボトル(20リットル)の配布中

【被害状況】
今回の洪水でコンポンチャム州、ほか4州の住民43,250人、27地区、141集合村が被害を受け、4959世帯が被災しています。コンポンチャム州では42集合村の166村、22,335世帯が被災し、4543ヘクタールの水田、466ヘクタールのトウモロコシ畑、629ヘクタールのその他の農耕地が水没しました。(2018年8月8日および8月13日 プノンペンポストより)
【NCGM 国際医療協力局プレスリリース】
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター 国際医療協力局のプレスリリース
「NCGMカンボジアの子どもの栄養研究班が、コンポンチャム州で発生した洪水被害の支援・調査活動を開始 」

移動も一苦労

【対象地と対象者】
コンポンチャム州 クポッタゴン・ピァムゴッスナー保健センター
管轄村16村の2歳未満の子ども(推定対象人数500)とその家族(健診に来た人)
【支援内容】
1.緊急物資支援の配布
飲料水ボトル(20リットル)の配布(対象年齢の子どもを持つ世帯当たり2ボトル)
2.健康診断
NCGM調査チームの協力により2歳未満の子どもの身体測定、健康相談を実施
3.健康教育
保健ボランティアによる健康教育(下痢、衛生について)
9月、10月の実際の活動についての報告はこちら→洪水被害を受けた地域での支援活動(健診、健康教育、水の配布)

【目標募金額】
100万円 (海外・国内事務所経費含む)
【期間】
2018年12月末まで

■PHJのカンボジア洪水子ども支援募金にご協力ください

クレジットカードで
>>クレジットカードで寄付する
銀行振り込みで
振り込み先は下記口座のみとなります。
振込先>> みずほ銀行三鷹支店 (普通)4370706 ピープルズ・ホープ・ジャパン
入金前にお申込みフォームにて 「カンボジア洪水子ども支援募金」と「みずほ銀行」にチェックして、支援金額、お名前、連絡先を連絡ください。
※ピープルズ・ホープ・ジャパンへの寄付は認定NPO法人への寄付金として、所得税・相続税・法人税の税制上の優遇措置があります。また一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。詳細はこちらをご覧ください。

助産師と母子保健推進員の定期会議の開催

先月、育成された村の母子の健康を守るボランティア、母子保健推進員(参照⇒お母さんと子供の健康を守る「母推さん」の育成へ)と助産師の会議を行いました。
この会議は、助産師が司会・進行を務め、母子保健推進員がサポートする助産師の活動の打ち合わせや調整、村の母子保健に関する情報共有を目的に開催しています。
今回の会議では、母子保健推進員が直面している問題や、助産師が村から母子を搬送したケースについても話し合われました。

母子保健推進員からは、村の妊婦さんたちが伝統的な風習に捉われており、母子保健推進員の助言をなかなか受け入れてもらえないという声や、普段仕事をしている母子保健推進員は助産師の急な予定変更に対応ができず(助産師はお産や急病人が出た場合の緊急対応を優先せざるを得ない状況がある)助産師の活動を手伝いたくてもできないことがあるという意見が聞かれました。
助産師からは母子の異常のサインがあれば、早めに助産師の元へ搬送してほしいということを呼びかけていました。

母子保健推進員を育成し、未だ一か月足らずですが、育成された母子保健推進員は、妊娠初期で妊婦健診を受けていない妊婦さんや、海外から出稼ぎに帰ってきた妊婦さんを助産師の元へ照会し、助産師の橋渡し役となって活躍しています。また、妊婦さんだけではなく、村にいる女性が婦人科疾患の症状があった時も仲介役となって助産師につないだケースもありました。今後もより一層、母子保健推進員が継続的に活動に関わっていけるように助産師と一緒にサポートしていきます。
>>詳しい活動内容・活動レポート一覧へ
>>ミャンマーの活動概要へ
>>TOPへ

西日本豪雨被災地でAMATがDMATと連携して支援を展開

西日本を中心に記録的な豪雨被害をもたらした「平成30年7月豪雨」の被災地に対し、全日病はAMAT(災害時医療支援活動班、All Japan Hospital Medical Assistance Team)を派遣し、岡山県を中心にDMAT(災害派遣医療チーム)との連携の下で支援活動を展開しました。

災害対策本部にてDMATとAMATが連携

全日病は7月7日の段階でAMAT本部を立ち上げ情報収集を開始しました。
AMATは、被害が大きかった倉敷市を中心に活動し、10日から16日にかけて、最大6隊のAMATが被災地に滞在する形で支援活動を継続しました。
AMAT

現地では県の災害対策本部の下でDMATと協働し、DMATの手が及ばない避難所の支援を担当し、AMATの特徴である病院救急車の機動力を生かし真備を中心に避難所巡回治療を行いました。
また地元の消防力を補完する形で、病院救急車を活用して傷病者の医療搬送を行いました。
7月14日からは日本医師会のJMATが被災地に入り、AMATはDMATとJMATをつなぐ役割を果たしました。
全日病事務局によると、今回の支援活動に参加したAMATは、7月8日~16日にかけて13班52名となりました。
AMATとして出動した病院は以下の通りです。
【AMAT出動病院】
筑波記念病院、南多摩病院、永生病院、松波総合病院、平成立石病院、花と森の東京病院、加納総合病院、京都きづ川病院、大阪暁明館病院、福岡新水巻病院、織田病院、赤穂中央病院
【全日病災害時医療支援活動班】
光生病院
 

【PHJメルマガ2018年6月】振り込め詐欺メールに関する注意/国際協力キャリア相談ブログ

━━━━━━━━━━━2018年6月29日
 アジアの母と子をささえる 国際保健医療支援団体
 ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
PHJインターンの茅根です。
日に日に暑くなって
夏らしくなってきましたね。
皆さんは今年の夏をどのように
過ごす予定ですか?
旅行、家でゆっくり、何かボランティアや
インターンに参加してみるなど、
いろんなことがしたくなりますね。
普段はできない体験ができる夏を
目の前にした今だからこそ、皆さんに
読んでほしい記事があります!
>>PHJスタッフにキャリア相談
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52257561.html
国際協力に興味があってもどう関わるかに悩む方は
多いのではないでしょうか?
そこで国際協力志望の学生としてインターン生が
PHJスタッフにキャリア相談をしてみました!
今回PHJ海外事務所に勤務する3名のスタッフに
協力していただきました。
この記事によって今自分が取るべき行動、
挑戦したいことが見えてくるかもしれません。
ぜひご一読ください!
「PHJスタッフにキャリア相談」(3回シリーズ)
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52257561.html
■■■CONTENTS■■■
【1】 お知らせ
○振り込め詐欺メールに関する注意
https://www.ph-japan.org/whatsnew_20180628
○読まなくなった本がPHJの寄付になります
「古本チャリティ募金」スタート!!!
https://www.ph-japan.org/support_hon
○PHJニュースレター81号発行しました。
「UHCのためにできること」
https://www.ph-japan.org/wp/wp-content/uploads/2012/07/phj_news_no81.pdf
【2】海外事務所活動レポート
○カンボジア:栄養たっぷり!お粥の調理実習
https://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_74
○ミャンマー: 頼りになるボランティア補助助産師さんのトレーニングを実施
http://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_51
【3】身近なことから支援に参加できます!
○自動販売機でPHJに寄付ができます
ドリンクを買うだけで、PHJに支援ができる。
そんな自動販売機をオフィス内などに設置して
社会貢献してみませんか?
http://www.ph-japan.org/corporate_sponsor_vendingmachine
○Tポイントカードやクレジットカードで寄付
yahoo!ネット募金でPHJに支援することが
できるようになりました。
Tポイントカードのポイントを寄付することもできます
http://donation.yahoo.co.jp/detail/5011001/
○断捨離で支援!ショッピングで支援!
使わなくなったバックや服を寄付して、ショッピングをして、
PHJを支援することができるようになりました。
海外ファッション通販サイト「waja」の
【ファッションチャリティプロジェクト】
http://www.waja.co.jp/fcp/npo/activity/8.html
_____________________________________________
最後まで読んでいただきありがとうございます。
お問い合わせやご感想など
info@ph-japan.org までお寄せください。
◆メール配信対象
本メールマガジンは、メールマガジン登録の手続きをしてくださった方々やPHJを
支援してくださっている方々、PHJの運営委員の方々ににお送りしています。
◆メール配信解除
メールニュースの配信停止をご希望の方は、以下のページにてお手続きを
お願いいたします。
http://www.ph-japan.org/about_mailmagazine
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
発行者:ピープルズ・ホープ・ジャパン
国際保健医療支援団体 認定NPO法人第1号
代表 廣見 公正
広報 南部 道子
〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
Tel: 0422-52-5507  Fax: 0422-52-7035
e-mail:info@ph-japan.org
URL: http://www.ph-japan.org
Copyrightピープルズ・ホープ・ジャパン
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【PHJメルマガ2018・5月】お産をする施設がない村に分娩室を(ミャンマー)/東京事務所移転のお知らせ

━━━━━━━━━━━2018年5月31日
 
アジアの母と子をささえる 国際保健医療支援団体
ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
ご支援者のみなさま
こんにちは。
 
PHJ南部です。
 
お知らせですが、
東京事務所を移転しました。
電話番号や送付先住所に変更はありませんが
事務所訪問の際にはHPの地図を確認いただくようお願いします。
http://www.ph-japan.org/map
 
さて、6月中旬に発行のニュースレターは
UHC(ユニバーサルヘルスカバレッジ)
をテーマにしています。
[すべての人が、適切な健康増進、予防、治療、機能回復に関するサービスを、
支払い可能な費用で受けられる]ことを意味していますが、
SDGsにおいてもゴール3(健康と福祉)の中でUHCの達成が求められています。
PHJが日々行っている活動はまさに物理的、社会的障壁に対して
保健サービスへのアクセスを改善するための活動です。
UHCの観点から見たPHJの活動や、
SDGs市民社会ネットワーク専務理事の稲場様によるUHCの解説も掲載しておりますので、
ぜひお読みいただければと思います。
今月のニュースはこちらです。
■■■CONTENTS■■■
 
【1】海外事務所活動レポート
≫ミャンマー:お産をする施設がない村に分娩室を
 
【2】国内事業活動レポート
≫国内:新潟県立看護大学にてトークセミナー
 
【3】身近なことから支援に参加できます!
≫ドリンクを買うだけ、いらない服やバックを寄付するだけで寄付
 
━━━━━━━━━━━━・・・‥‥‥……
【1】海外事務所活動レポート
≫ミャンマー:お産をする施設がない村に分娩室を
分娩設備がなければ、医療施設でもお産をしにいきませんよね?

http://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_50
 
 
【2】国内事業活動レポート
≫国内:新潟県立看護大学にてトークセミナー
ミャンマーの駐在員が看護大にてミャンマーの母子保健事情を
話してきました。

http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52257047.html
 
 
【3】身近なことから支援に参加できます!
○自動販売機でPHJに寄付ができます
ドリンクを買うだけで、PHJに支援ができる。
そんな自動販売機をオフィス内などに設置して
社会貢献してみませんか?
http://www.ph-japan.org/corporate_sponsor_vendingmachine
 
 
○Tポイントカードやクレジットカードで寄付
yahoo!ネット募金でPHJに支援することが
できるようになりました。
Tポイントカードのポイントを寄付することもできます
http://donation.yahoo.co.jp/detail/5011001/
 
○断捨離で支援!ショッピングで支援!
使わなくなったバックや服を寄付して、ショッピングをして、
PHJを支援することができるようになりました。
海外ファッション通販サイト「waja」の
【ファッションチャリティプロジェクト】
http://www.waja.co.jp/fcp/npo/activity/8.html
 
_____________________________________________
 
最後まで読んでいただきありがとうございます。
 
お問い合わせやご感想など
info@ph-japan.org までお寄せください。
 
◆メール配信対象
本メールマガジンは、メールマガジン登録の手続きをしてくださった方々やPHJを
支援してくださっている方々、PHJの運営委員の方々ににお送りしています。
 
◆メール配信解除
メールニュースの配信停止をご希望の方は、以下のページにてお手続きを
お願いいたします。
http://www.ph-japan.org/about_mailmagazine
 
 
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
 
発行者:ピープルズ・ホープ・ジャパン
国際保健医療支援団体 認定NPO法人第1号
代表 廣見 公正
広報 南部 道子
〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
Tel: 0422-52-5507  Fax: 0422-52-7035
e-mail:info@ph-japan.org
URL: http://www.ph-japan.org
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西日本豪雨災害支援募金(2018年10月末まで)

本募金は終了しました。集まった募金額は2,701,658円となりました。
ご協力いただき誠に感謝申し上げます。集まった募金は全日本病院協会のAMATなどの活動費に充てられます。

このたびの西日本豪雨におきまして被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
西日本各地の豪雨にともなう洪水や土砂崩れなどにより、多くの住民の皆様が被災されました。
こうした状況を受け、PHJは 災害直後より被災地で医療支援をしている全日本病院協会の活動費を支援する募金活動を開始します。

倉敷市立薗小学校

集まった募金は全日本病院協会会員病院のAMAT(災害時医療支援活動班)の活動費などの支援に使われます。PHJは必要な管理費を募金から使わせていただきます。
今回AMATは、7月9日から16日までの7日間、岡山県を中心に被害の合った地域に1日に5班、多いときには10班ほど派遣されました。
(AMAT派遣病院・団体:筑波記念病院、南多摩病院、加納総合病院、平成立石病院、京都きづ川病院、大阪暁明館病院、永生病院、福岡新水巻病院、織田病院、赤穗中央病院、花と森東京病院、松波総合病院、全日本病院協会)
主な活動は避難所の巡回診療、救急搬送です。救急車が足りず、AMATが救急搬送を担った点が今回のAMATの特徴です。

(全日病職員の方による真備地区の視察報告)
真備地区は2階まで水没した影響で道路脇は家財が山積みされ、それを運び出す車両が路肩に止められているため
1車両しか通れないところに双方から車両が来るため交通マヒが発生している箇所もありました。また、猛暑の中、泥につかった稲は全滅しておりました。

活動レポート

2018/8/21
AMATとDMATが連携支援詳細はこちら

※ピープルズ・ホープ・ジャパンへの寄付は認定NPO法人への寄付金として、所得税・相続税・法人税の税制上の優遇措置があります。また一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。詳細はこちらをご覧ください。

現地への事業の引継ぎ会議を実施

PHJがコンポンチャム州ストゥントロン保健行政区で行っている事業は最終段階に入り、現地が自力で事業を継続していける体制を整えています。そこで6月にはPHJが実施してきた4年間の活動の引継ぎ会議を開き、保健行政区のスタッフとともに話し合いました。

PHJは保健センターの運営やスタッフや助産師の連携会議、村における保健教育など8つの活動を実施してきました。現地側が主体的にこれらの活動を続けることが重要なため、丸投げするのではなく、どのような形態であれば継続できるかを話し合いました。
またこうした活動を統括する立場にある保健行政区自体の運営能力(事業マネジメント、会議運営、情報 収集と分析)の強化活動についても見直しを行いました。

保健行政区の年間計画の過去6か月間の進捗状況を振り返っている様子
保健行政区の年間計画の過去6か月間の進捗状況を振り返っている様子

お母さんと子供の健康を守る「母推さん」の育成へ

ミャンマーの村の女性の中には妊娠しても妊婦健診を受診しないまま出産を迎えたり、助産師の存在さえ知らないこともあります。また他の地域から引っ越してくると地域住民として認知されないこともあり、ケアが行き届きにくい傾向にあります。
そのためPHJでは村の妊婦さんと助産師のつなぎ役となる「母子保健推進員」というボランティアを育成し、一人でも多くの妊婦さんや産後の女性が助産師から適切な時期にケアを受けられるように支援しています。

「母子保健推進員」は昭和43年に日本で制度化されたボランティア。母子の健康を守るために地域で活動し、母推(ぼすい)さんと呼ばれて親しまれています。ミャンマーでは国際協力NGO(JOICFP)がミャンマー保健スポーツ省と共にボランティアの一形態として定めました。
PHJの支援地でこの母子保健推進員を選抜・育成するのは長い道のりでした。2017年11月から支援地内の27村を1村ずつまわり、村長や村の有識者にプロジェクトや母子保健推進員の説明と、母子保健推進員選抜への協力をあおぎました。
(参照⇒2018年1月の活動報告 村の妊婦さんと助産師をつなぐ 母子保健推進員の選出に向けて
母子保健推進員が集まりにくい村がいくつかあったり、選抜した母子保健推進員が海外に出稼ぎに行ってしまい、再度選抜を行わざる負えない事態が起きたこともありましたが、村長や助産師の協力の元、合計131名の母子保健推進員を集めることができました。

そして、選抜された母子保健推進員に対して2日間の研修を実施できました。
この研修は、母子保健推進員養成者研修を受けた助産師が講師になり、母子保健推進員の役割や責任、コミュニケーションの取り方、母子保健の基礎的な知識を学びます。
コミュニケーションの研修では実際に母子保健推進員役と母親役に分かれてロールプレイを行いました。恥ずかしく、躊躇ってしまう姿も見られましたが、慣れない状況ながらも、母子保健推進員として妊婦さんと一生懸命コミュニケーションをとろうとする姿が印象的でした。2ヶ月後には助産師と母子保健推進員の会議を行い、フォローアップを行っていく予定です。
>>詳しい活動内容・活動レポート一覧へ
>>ミャンマーの活動概要へ
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PHJ 代表交代のお知らせ

お知らせが遅くなりましたが、
代表の廣見公正は6月30日に退任いたしました。
7月1日付 神谷洋平が代表代行に就任いたしました。
なお廣見は9月5日までPHJ理事として勤務しております。
どうぞよろしくお願いいたします。


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