2018年11月 本日18時半~ミャンマー活動報告会|出張報告「自宅出産をしたお母さんにインタビュー」

━━━━━━━━━━━2018年11月30日
アジアの母と子をささえる 国際保健医療支援団体
ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ご支援者の皆様
こんにちは。
PHJ広報担当の南部です。
今週は運営委員会の開催に伴い
カンボジア、ミャンマーから駐在員が戻り、一気に東京事務所がにぎやかになりました。
一昨日の28日に開催した運営員会はオブザーバーの方も参加いただき
PHJスタッフだけでなく支援企業や専門家の方からの報告もあり充実した会となりました。
そして、本日18時半からPHJミャンマー駐在員の志田が一般の方向けにミャンマーの活動報告会を開催します。
PHJミャンマーの活動を写真とミャンマー国営テレビで放映された映像も合わせて紹介いたします。
残席わずかですが、もしこの夕方行けそうだ、という方はぜひお気軽に参加ください。
ミャンマーのお菓子も用意しております。
https://www.ph-japan.org/join_2018myanmar
またカンボジアの洪水子ども支援募金は
現在37万5000円です。
先月から17万円UPしました。
ご協力ありがとうございます!
引き続きご協力よろしくお願いします。
募金はこちらから
https://www.ph-japan.org/support_camflood
■■■CONTENTS■■■
【1】海外活動レポート
○カンボジア:村の母子保健推進員の活動と行政との情報共有
https://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_78
○ミャンマー:遠隔地での母子保健推進員の育成
https://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_56
○ミャンマー出張報告「自宅出産をしたお母さんにインタビュー」
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52262459.html
【2】国内活動レポート
○日本ヒューレット・パッカード(HPE)社で社員の方々と募金活動を実施しました。
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52262991.html
○むさしの国際交流まつり
ボランティアさんによる報告1(埼玉大学学生の方)
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52262593.html
ボランティアさんによる報告2(留学生チャリヤーさん)
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52262594.html
【3】募金のお知らせ
〇2019年PHJチャリティカレンダー
今年もカンボジア、ミャンマー、日本の子どもたちが描いた
動物の絵のカレンダーができました。
1000円の募金で1部差し上げます。
https://www.ph-japan.org/support_calender
〇カンボジア洪水子ども支援募金
PHJ支援地内での洪水被害の地域で水の配布と健康教育
https://www.ph-japan.org/support_camflood
【4】身近なことから支援に参加できます!
○読まなくなった本やDVD、CDがPHJの寄付になります
「古本チャリティ募金」スタート!!!
https://www.ph-japan.org/support_hon
○自動販売機でPHJに寄付ができます
ドリンクを買うだけで、PHJに支援ができる。
そんな自動販売機をオフィス内などに設置して
社会貢献してみませんか?
http://www.ph-japan.org/corporate_sponsor_vendingmachine
○Tポイントカードやクレジットカードで寄付
yahoo!ネット募金でPHJに支援することが
できるようになりました。
Tポイントカードのポイントを寄付することもできます
http://donation.yahoo.co.jp/detail/5011001/
○断捨離で支援!ショッピングで支援!
使わなくなったバックや服を寄付して、ショッピングをして、
PHJを支援することができるようになりました。
海外ファッション通販サイト「waja」の
【ファッションチャリティプロジェクト】
http://www.waja.co.jp/fcp/npo/activity/8.html
_____________________________________________
最後まで読んでいただきありがとうございます。
お問い合わせやご感想など
mailto:info@ph-japan.org までお寄せください。
◆メール配信対象
本メールマガジンは、メールマガジン登録の手続きをしてくださった方々やPHJを
支援してくださっている方々、PHJの運営委員の方々にお送りしています。
◆メール配信解除
メールニュースの配信停止をご希望の方は、以下のページにてお手続きをお願いいたします。
http://www.ph-japan.org/about_mailmagazine
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発行者:ピープルズ・ホープ・ジャパン
国際保健医療支援団体 認定NPO法人第1号
代表代行 神谷洋平
広報 南部 道子
〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
Tel: 0422-52-5507  Fax: 0422-52-7035
e-mail:mailto:info@ph-japan.org
URL: http://www.ph-japan.org
Copyright ピープルズ・ホープ・ジャパン
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2018年10月 洪水被害地域で健診・健康教育と水の配布*11/30 PHJミャンマー駐在員による報告会開催

━━━━━━━━━━━2018年10月31日
アジアの母と子をささえる 国際保健医療支援団体
ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
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ご支援者の皆様
こんにちは。
PHJ広報担当の南部です。
すっかり秋になりカレンダー募金が始まり、
順調にご寄付いただいております。
ありがとうございます。
あわせてはじまった
カンボジア洪水子ども支援募金についての報告です。
9月、10月に洪水被害のあった地域で、
PHJはNCGM(国立国際医療研究センター国際医療協力局)
と共同で健診と健康教育、水の配布を実施しました。
下痢や低栄養の子どもたちを把握し、
医療施設での診断や治療を促すことができました。
詳しい活動紹介は下記をご覧ください。
https://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_77
こちらの活動を支援する
「カンボジア洪水子ども支援募金」の
現在の募金額は20万3千円です。
ご寄付いただき深く感謝申し上げます。
https://www.ph-japan.org/support_camflood
ただ…目標金額100万円にはまだ達していないのが現状です。
お知り合いの方などのお声がけなど
ご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。
■■■CONTENTS■■■
【1】 イベントのお知らせ
■11月3日(土) むさしの国際交流祭りに出展
■11月28日(水) 第56会 PHJ運営委員会 17時から19時まで
・海外駐在員によるカンボジア、ミャンマー活動報告
・北里大学看護学部 准教授吉野八重先生による報告
・大日本日本住友製薬 コーポレートガバナンス部 丸山潤美様による
カンボジア事業のAccess Acceleratedベストプラクティス紹介
※オブザーバーとしての参加歓迎しておりますので、参加ご希望の方は
11月20日までに info@ph-japan.org へ件名 運営員会と記載し、本文にお名前と電話番号をお知らせください。
折り返し、詳しい会場の場所についてお知らせいたします。
(会場は水道橋徒歩10分の場所です。)
■11月30日(金)PHJミャンマー駐在員による報告会の開催のお知らせ
・テーマ「ミャンマーの農村の暮らし、母子の健康を守る活動とは」
映像や写真を使って農村地の様子や活動を紹介いたします。
ミャンマーのお菓子も用意し、後半は茶話会のような雰囲気でお話できれば
と考えておりますので、お気軽に参加ください。
・日時:11月30日(金)18時半から20時まで(茶話会含む)
・場所:新宿NPO協働推進センター 102会議室 https://snponet.net/
・参加費:500円
・スピーカー:PHJミャンマー事務所駐在員志田保子
・お申込み> info@ph-japan.org まで 件名に2018ミャンマーと記載し、本文にお名前、メール、電話番号、聞きたい話や質問したいことなどあれば記載してお申込みください。
【2】海外活動レポート
○カンボジア:洪水被害支援のため健康診断や水の配布を行いました。
https://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_77
カンボジア洪水子ども支援募金はこちらから
https://www.ph-japan.org/support_camflood
○ミャンマー:政府職員とのプロジェクト評価会議の開催
http://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_55
〇埼玉大学カンボジアスタディツアー参加者の声1
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52261310.html
〇埼玉大学カンボジアスタディツアー参加者の声2
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52261372.html
 
【3】国内活動レポート
HIVサポートリーダー養成研修にてPHJタイの活動を紹介
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52261610.html
【4】募金のお知らせ
〇2019年PHJチャリティカレンダー 開始しました。
今年も動物の絵が描かれたカレンダーができました。
1000円の募金で1部差し上げます。
発送は11月以降となりますのでご了承ください。
https://www.ph-japan.org/support_calender
〇カンボジア洪水子ども支援募金
PHJ支援地内での洪水による被害を最小限にとどめるために
https://www.ph-japan.org/support_camflood
〇西日本豪雨災害支援募金の終了
本募金は10月31日をもって終了しました。
集まった募金額は2,701,658円となりました。ご協力いただき誠に感謝申し上げます。
集まった募金は全日本病院協会のAMATなどの活動費に充てられます。
【5】身近なことから支援に参加できます!
○読まなくなった本やDVD、CDがPHJの寄付になります
「古本チャリティ募金」スタート!!!
https://www.ph-japan.org/support_hon
○自動販売機でPHJに寄付ができます
ドリンクを買うだけで、PHJに支援ができる。
そんな自動販売機をオフィス内などに設置して
社会貢献してみませんか?
http://www.ph-japan.org/corporate_sponsor_vendingmachine
○Tポイントカードやクレジットカードで寄付
yahoo!ネット募金でPHJに支援することが
できるようになりました。
Tポイントカードのポイントを寄付することもできます
http://donation.yahoo.co.jp/detail/5011001/
○断捨離で支援!ショッピングで支援!
使わなくなったバックや服を寄付して、ショッピングをして、
PHJを支援することができるようになりました。
海外ファッション通販サイト「waja」の
【ファッションチャリティプロジェクト】
http://www.waja.co.jp/fcp/npo/activity/8.html
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
お問い合わせやご感想など
mailto:info@ph-japan.org までお寄せください。
◆メール配信対象
本メールマガジンは、メールマガジン登録の手続きをしてくださった方々やPHJを支援してくださっている方々、
PHJの運営委員の方々にお送りしています。
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メールニュースの配信停止をご希望の方は、以下のページにてお手続きをお願いいたします。
http://www.ph-japan.org/about_mailmagazine
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発行者:ピープルズ・ホープ・ジャパン
国際保健医療支援団体 認定NPO法人第1号
代表代行 神谷洋平
広報 南部 道子
〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
Tel: 0422-52-5507  Fax: 0422-52-7035
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2018年9月 カンボジア洪水子ども支援/ミャンマー分娩室完成が国営テレビで放映

━━━━━━━━━━━2018年9月28日
アジアの母と子をささえる 国際保健医療支援団体
ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
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ご支援者の皆様
こんにちは。
PHJ広報担当の南部です。
またもや台風があらわれ落ち着かない日本ですが、PHJの支援地カンボジアでも洪水による被害が発生しています。
8月よりメコン川流域で洪水が発生し15名の方が亡くなりましたが、うち9名がPHJ事業地のあるカンボジア コンポンチャム州で亡くなっています。(プノンペンポスト8/13より)
PHJの事業対象地内でも、洪水により地域の大部分が水没し、多くの住民とその家畜が主要道路沿いの家屋付近に密集し避難生活を余儀なくされています。
水没したエリアでは飲み水や生活用水として使われている水が排せつ物などで汚染されている状況です。もともと脆弱な農村地の衛生環境がさらに悪化し、子どもの健康状態への影響が懸念されています。
PHJでは
・洪水による健康被害を防ぐために、
 2歳以下の子供とその家族に清潔な水の配給と健康診断・健康教育を開始しています。
・国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(略称:NCGM)国際医療協力局の調査チームと
 共同活動を行っています。
これらの活動を支援する「カンボジア洪水子ども支援募金」という名称で募金活動を始めました。
ご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。
https://www.ph-japan.org/support_camflood
国立研究開発法人 国立国際医療研究センターでもニュースリリースを発行しています。
http://kyokuhp.ncgm.go.jp/topics/2018/20180914105132.html
■■■CONTENTS■■■
【1】海外活動レポート
○カンボジア:洪水支援のため健康教育や水の配給を進めています。
https://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_76
日本の保健師さんがPHJカンボジア事業地を訪問してくださいました。
洪水の被害の状況も書いていただいています。
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52261146.html
○ミャンマー:サブセンター分娩室完成が国営テレビで放映
http://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_54
国営テレビの放映内容も紹介予定です。
【2】募金開始のお知らせ
〇2019年PHJチャリティカレンダー 開始しました。
今年も動物の絵が描かれたカレンダーができました。
1000円の募金で1部差し上げます。
発送は11月以降となりますのでご了承ください。
https://www.ph-japan.org/support_calender
〇カンボジア洪水子ども支援募金
PHJ支援地内での洪水による被害を最小限にとどめるために
https://www.ph-japan.org/support_camflood
【3】身近なことから支援に参加できます!
○読まなくなった本やDVD、CDがPHJの寄付になります
「古本チャリティ募金」スタート!!!
https://www.ph-japan.org/support_hon
○自動販売機でPHJに寄付ができます
ドリンクを買うだけで、PHJに支援ができる。
そんな自動販売機をオフィス内などに設置して
社会貢献してみませんか?
http://www.ph-japan.org/corporate_sponsor_vendingmachine
○Tポイントカードやクレジットカードで寄付
yahoo!ネット募金でPHJに支援することができるようになりました。
Tポイントカードのポイントを寄付することもできます
http://donation.yahoo.co.jp/detail/5011001/
○断捨離で支援!ショッピングで支援!
使わなくなったバックや服を寄付して、ショッピングをして、
PHJを支援することができるようになりました。
海外ファッション通販サイト「waja」の【ファッションチャリティプロジェクト】
http://www.waja.co.jp/fcp/npo/activity/8.html
_____________________________________________
最後まで読んでいただきありがとうございます。
お問い合わせやご感想など
mailto:info@ph-japan.org までお寄せください。
◆メール配信対象
本メールマガジンは、メールマガジン登録の手続きをしてくださった方々やPHJを支援してくださっている方々、
PHJの運営委員の方々にお送りしています。
◆メール配信解除
メールニュースの配信停止をご希望の方は、以下のページにてお手続きをお願いいたします。
http://www.ph-japan.org/about_mailmagazine
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
発行者:ピープルズ・ホープ・ジャパン
国際保健医療支援団体 認定NPO法人第1号
代表代行 神谷洋平
広報 南部 道子
〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
Tel: 0422-52-5507  Fax: 0422-52-7035
e-mail:mailto:info@ph-japan.org
URL: http://www.ph-japan.org
Copyrightピープルズ・ホープ・ジャパン
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お母さんと子どもの健康をささえるダイアリー作成

PHJカンボジア事務所ではダイアリーを制作し、
新年にPHJの活動に関わる様々な人、たとえばボランティアや保健センターのスタッフなどに配布します。

(2018年版ダイアリー)

このダイアリーはスケジュール管理やメモといった機能だけなく、PHJの活動紹介、母子の健康に関する知識もイラスト付きで含まれています。
ボランティアや保健センタースタッフは、自分の活動管理や情報整理のために活用し、今や会議などの活動には欠かせないアイテム。
誰もが手帳を持っている日本と違い、カンボジアの農村地域に住む人たちにとっては重要な1冊となっているようです。

(2018年版ダイアリー中面1)
(2018年版ダイアリー中面2)

今年は、事業対象が“お母さん”だけでなく“子ども”も追加されテーマを拡大したので、
ダイアリーの中身も新しく見直し、みんなで工夫して仕上げています。
12月の完成目指して、スタッフ中心となって頑張って取り組みました。

どんな出来上がりになるかは新年になってからのお楽しみです。

「1年の振り返りと次の目標」助産師・補助助産師会議にて

PHJでは助産師と補助助産師の連携を図ることを目的に2015年より助産師・補助助産師会議を定期的に開催しています。
ミャンマーの助産師と補助助産師の違いは教育年数が異なることですが、助産師が政府職員であることに対し、補助助産師はボランティアであることも大きな違いです。(補助助産師については村の頼りになるボランティア 補助助産師トレーニングの開催参照)
助産師が村へ予防接種や各種保健サービスの提供に行った際に、補助助産師は助産師をサポートしますが、それ以外に連携を図る場が少ないため、地域保健センター(Rural Health Center)を拠点に会議を開催しています。

今回の会議では1年間の活動の振り返りや目標の達成度を共有しました。
過去1年間の会議において、助産師・補助助産師会議の参加率は達成できていることがわかりました。
一方で、母子保健教育の参加者が目標値以下だったため、参加率を向上させるためのアイディアを出し合い、
村のボランティアである母子保健推進員に対象者を集めるように協力を依頼する、出席者に景品を配布するという案などが出ました。
また、2年目の活動について個々人の目標を立ててもらいました。
たとえば、母子保健教育を計画通り開催することと、参加率の上昇を目指すこと、伝統的産婆による自宅分娩をなくし、病院や保健施設での出産を増加させる、といった目標が挙げられていました。

助産師や補助助産師は村人の健康を守るため、地域の末端つまり最前線で日々働いています。
助産師・補助助産師会議を通して、助産師と補助助産師のコミュニケーションが円滑になり、協働して仕事を行える機会が増えることで、地域の健康増進に繋がることを望んでいます。

12月12日は国際UHCデー。PHJはUHCデーを応援するパートナーです。

UHC(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ)とは、すべての人が適切な予防、治療などの質の高い保健医療サービスを、金銭的に大きな負担なく受けられる状態。
2012年12月12日に国連総会で、UHCを国際社会の共通目標とする決議が採択され、2014年には、市民社会が中心となって12月12日 を「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ・デー」とすることが決められました。
東南アジアの母子の健康を守る活動を進めているピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)は、UHCデーを応援するパートナーです。
●2018年11月末に、企業や大学からPHJをご支援いただいている運営委員の皆様とオブザーバーの方々にもUHCデーのキャンペーンにご協力いただきました。

●カンボジアの取り組みについて東京事務所にお話しを聞きに来てくださった日本赤十字看護大学の方々にもご協力いただきました。

多岐にわたるPHJの活動

今月の活動の中で2つを紹介します。
一つは村での妊産婦さんの支援の活動。またもう一つは行政との情報共有の活動。
地域での包括支援活動にはどちらも欠かせない活動です。
【母子保健ボランティアの活動を確認】
母子保健ボランティアによる家庭訪問時の保健教育が、適切に実施できているかどうかをモニタリングしました。
チェックリストに沿って確認し、PHJスタッフからボランティアへフィードバックも行います。


【州内の行政官とNGOの月例会議】
またコンポンチャム州の行政とNGOの情報共有のために実施される月例会議にてPHJカンボジアスタッフが2014年から4年間の活動の成果を報告しました。

 新たなる挑戦~遠隔地での母子保健推進員育成~

2018年10月17日より2年目の事業(*1)がスタートし、アイジェという遠隔地での母子保健推進員の育成が始まりました。
1年目の事業ではミャウッミェイ地域ですでに131名の母子保健推進員を育成しています。(参照⇒2018年7月の活動報告 お母さんと子供の健康を守る「母推さん」の育成へ
2年目からは、アイジェ地域の全34村から100名近い母子保健推進員(*2)を育成します。この地域は、活動地域の中でも端にあり、かつ面積も広いため母子保健推進員を集めるのは容易ではありません。
普段から助産師が村に行った時に仕事を手伝ってくれている女性たちを中心に選抜することで、ようやく100名近い女性を集めることができました。そして、母子保健推進員養成者研修を受けたヘルスアシスタントや助産師を講師として、2日間の研修を行いました。

研修では母子保健推進員の役割や担うべき責任、コミュニケーションの取り方や、母子保健の基礎的な知識、レポートの書き方などを伝えました。
コミュニケーションの取り方を学ぶため、母子保健推進員が妊婦さんの家を訪問するという設定で、ロールプレイも行ってもらいました。

雨季の時期は助産師が訪問できない村々もいくつかあるため、村にいるお母さんと助産師の橋渡し役となる母子保健推進員の役割はとても重要です。母子保健推進員の活動がこの地域に根付くようにPHJは今後もサポートしていきます。
*1 本事業は日本NGO連携無償資金協力の元、実施しています。
*2 母子保健推進員は国際協力NGOジョイセフ(JOICFP)がミャンマー保健省と共に定めたボランティアの一形態で、村の妊婦や産後の女性の所在を確認し、助産師と連携をはかり、妊婦や産後の女性が適切な時期にケアを受けることができるような役割を担っています。


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