2020年8月1日付PHJ代表交代のお知らせ

2019年4月1日にPHJの代表 に就任した佐野廣二は、新しいPHJの組織運営の在り方
について、尽力してきましたが、健康上の理由で、7月末に退任いたします。
但し、PHJの理事としての任期は2020年9月5日に終了いたします。

2020年8月1日付、神谷洋平が代表に就任いたします。新代表への皆様のご協力とご支援を
よろしくお願いいたします。

PHJ理事長 小田晋吾

タッコン郡内の全助産師を対象にスキルの振り返り

世界中でCOVID-19パンデミックの収束が見えないなか、ミャンマーでは7月21日までに341名の感染が報告されています。感染拡大予防のための各種規制を引き続き講じつつ、政府当局は通常の保健医療活動を少しずつ再開し始めています。
徐々に再開される保健医療活動に備え、あらためて地域の助産師の知識や技術を確認し、アップデートする機会を設けました。

以前タッコン郡内の全助産師を対象に実施したスキル・モニタリングの結果を、スーパーバイザーである婦人保健訪問員から各助産師へ、フィードバックしてもらいました。
婦人保健訪問員が地域の助産師のスキルを指導する機会は限られているため、助産師にとっては、あらためて自身の技術を振り返ることのできる貴重な機会となりました。
また、技術に加え、妊婦健診・出産介助・産後検診など、助産師として必要な知識が定着していることを確認するためテストも実施しました。

スキル・モニタリングの振り返りと知識の確認(ミャウッメイ地域)

COVID-19の感染拡大を予防するため、これまで、助産師を含む医療者が総出で検疫体制の強化に取り組んできました。通常の業務に加え、そのようなCOVID-19対応による精神的負担や、業務負担は大きく、医療者にとっては厳しい状況です。こうしたなかでも住民の命や健康を守るために、前向きに自身の知識・技術の維持・向上に勤しむ助産師たちが健康に業務にあたることができるよう、引き続きサポートしていきます。

個人の方からマスクを寄贈いただきました

新型コロナウイルスが世界で拡大するなか、カンボジアは様々な政府の政策により、国内での感染は抑えられているようにみえます。しかし、いまだに村に海外からの帰国者がおり、保健センターでは通常の業務に加え、海外からの帰国者のフォローアップ・チェックアップを行っているため、医療関係者は感染の不安と緊張感の中で業務しています。そのような中ありがたいことに、日本の個人支援者からマスクの寄贈の申し出をいただきました。事業地内の医療機関でのマスクのニーズが高かったことから、寄贈いただいたマスク525枚を4保健センターに配布しました。

ピアムコスナー保健センター

マスクをつけて小児の測定

クボッタゴン保健センター

アレアッタノー保健センター

オームルー保健センター

ストゥントロン保健行政区長

【4保健センター管轄のストゥントロン保健行政区長からのメッセージ】
今回は保健センターにマスクを寄付していたき、本当にありがとうございました。保健センタースタッフは最前線でコロナ感染の不安を抱えながら業務をしております。そのような状況の中、遠い国の日本からマスクの寄付があり、皆心強く思っていることでしょう。その他、日本からの支援を常に感謝しています。日本の支援により、医療機関関係者のスキルや医療設備が向上され、より人々が健康に暮らせる環境が整ってきました。

支援事例:株式会社日本HP

日本 南相馬の精神医療・福祉団体へノートPC、プリンターを寄贈

株式会社日本HPはPHJの南相馬心療ケア支援事業に賛同し、ほりメンタルクリニックをはじめ南相馬市の精神医療や福祉を担う団体へ自社のノートPC、プリンターを寄贈しました。

下記が寄贈先です。
1) NPO法人 相双に新しい精神医療・保健・福祉のシステムを作る会(なごみ)[/caption]
2) 一般社団法人 ひきこもり支援センター
3) NPO法人 トイボックス
4) 一般社団法人 Odaka Micro Stand Bar(おむすび)
5) 医療法人社団むすびの会 ほりメンタルクリニック


NPO法人 相双に新しい精神医療・保健・福祉のシステムを作る会(なごみ)

2020年5月号 カンボジア:COVID-19対策に医療物資寄贈と啓発活動/ミャンマー:感染拡大予防のなかでの母子保健サービス

ご支援者の皆様

PHJ広報の南部です。
いつもご支援ありがとうございます。

日本国内は新型コロナウイルス(COVID-19)に関する
緊急事態宣言が解かれ、
どこかほっとしたような雰囲気に包まれています。

しかし、世界ではCOVID-19感染拡大の影響を受け、
少なくとも8,000万人の1歳未満の赤ちゃんたちが予防接種を受けられておらず、
ジフテリア、ポリオ、麻疹に感染してしまうリスクが高まっている
と5月22日のGavi、WHO、UNICEF共同発表では警鐘をならしています。

実際に、私たちミャンマーの事業地においても、
助産師さんたちが村を巡回して行う予防接種活動は一時停止され、
保健施設での予防接種は継続しているものの、
移動制限があったり、お母さんたちが
COVID-19への感染を恐れて保健センターに行かないという事態が起きています。
「何か力になれることはないか?」とみんなで真剣に検討していたところ、
6月から助産師さんたちの巡回活動が再開されるという報告を受けました。

PHJは現在もカンボジア・ミャンマーで
人々の健康を守るための
現地の要望に素早く対応し緊急支援を行いながら、
通常の母子保健サービスの継続と質の向上に
つとめています。

今月の各事業地の活動レポート、ぜひご覧ください。

【PHJ活動レポート】
●ミャンマー事業
新型コロナウイルス感染拡大予防のなかでの母子保健サービス継続と向上に向けて。
https://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_73

4月より新たにPHJミャンマー事務所長が就任しました。
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52280530.html

●カンボジア事業
COVID-19対策に医療物資を寄贈と啓発活動を実施しました。
https://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_93

●災害支援事業
南相馬心のケア分野へPCとプリンタ寄贈
http://blog.livedoor.jp/ph_japan-saigai/archives/54954810.html

【身近なことから支援に参加できます!】
○読まなくなった本やDVD、CDがPHJの寄付になります
「古本チャリティ募金」
https://www.ph-japan.org/support_hon

○寄付型ウォーターサーバー登場!
自動販売機だけでなく、ウォーターサーバーも
飲むだけで寄付ができるようになりました。
オフィス内などに設置して社会貢献してみませんか?
http://www.ph-japan.org/corporate_sponsor_vendingmachine

○Tポイントカードやクレジットカードで寄付
yahoo!ネット募金でPHJに支援することができるようになりました。
Tポイントカードのポイントを寄付することもできます
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5011001/

○断捨離で支援!ショッピングで支援!
使わなくなったバックや服を寄付して、ショッピングをして、
PHJを支援することができるようになりました。

海外ファッション通販サイト「waja」の
【ファッションチャリティプロジェクト】
http://www.waja.co.jp/fcp/npo/activity/8.html

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最後まで読んでいただきありがとうございます。
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支援してくださっている方々、PHJの運営委員の方々にお送りしています。

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発行者:ピープルズ・ホープ・ジャパン
国際保健医療支援団体 認定NPO法人第1号
代表 佐野 廣二
広報 南部 道子
〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
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Copyrightピープルズ・ホープ・ジャパン

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妊婦健診・産後検診普及の啓発活動のリフレッシュトレーニング

妊婦健診・産後検診の受診率向上の啓発活動をより効果的に進めるために保健ボランティア対象のリフレッシュトレーニングを実施しました。

成果を測る事前テスト(クボッタゴン保健センター)

家族計画について説明(アレアッタノー保健センター)

子どもの成長に関しての講義(クボッタゴン保健センター)

人数の関係で小学校の教室を借りての研修(ピアムゴスナー保健センター管轄)

休憩時間はスナック(バンチェフというクレープのようなもの)で交流

研修を受けたピアムゴスナー保健センター管轄の保健ボランティアさんたち

【本事業は、外務省日本NGO連携無償資金とサポーター企業・団体、個人の皆様からのご支援により実施しています。】

布マスクを地元で製作し、ボランティアへ配布

ミャンマーでは雨季に入り、雨の日が続いています。

ミャンマー保健スポーツ省は、COVID-19感染拡大予防のため、村での集団妊婦健診や予防接種活動を中止していましたが、6月より予防接種活動を再開し始めました。
こうした医療サービスは、妊婦さんや赤ちゃんのいのちを守る、大切な医療サービスです。
しかし、同時にCOVID-19の感染の恐怖は、ミャンマーの村びとたちの間にも広がっています。出産を控えた妊婦さんの中には、医療施設での感染を恐れて自宅での出産を希望する妊婦さんも増えています。

地域保健を担う助産師たちは、医療施設ではしっかりと感染予防措置を講じているため安全な医療を受けられることを、村びとたちに訴えかけています。
しかし、医療施設から遠く離れた地域に住む人びとにとって、医療者や医療施設は遠い存在であることも事実です。そんな中、村に居住している母子保健推進員が妊産婦さんの各家庭を訪問して相談に乗ったり、地域の助産師と情報を共有して妊産婦へ必要な医療フォローアップを促したりといった、医療者と村びととの間の橋渡しの役割を果たしています。

このような母子保健推進員や補助助産師は政府職員でなくボランティアであるため、政府からの個人用防護具の配布は期待できません。
そこで、PHJは、母子保健推進員や補助助産師さんたちが安全に村びとの支援活動にあたることができるよう、布マスクの配布支援を行いました。

婦人保健訪問員から補助助産師に布マスクを手渡す様子(シュエミョーステーション病院)

布マスクは、ミャンマー保健スポーツ省が定めた仕様のもの計904枚を、事業地近くの縫製業者へ発注しました。地元で製作されたマスクが村びとたちやボランティアの健康を守るために配布されました。ミャンマーの村では人々が助け合って生活している様子をよく見かけますが、COVID-19の影響下にある今も、こうした助け合いの仕組みによって必要な支援が必要な場所に届くよう、支援しています。
布マスク配布時には、助産師がマスクの正しい使用方法を説明するとともに正しい手洗い方法や身体的距離を保つこと等の感染予防行動を、改めて各ボランティアへ指導しました。

マスクの使用方法等を教育する助産師と母子保健推進員(ミャウミェイ地域)

COVID-19感染への不安が消えない今、安心して元気な赤ちゃんを産むことができるような医療体制を整えるため、各村の母子保健推進員や補助助産師と医療者が協力して、地域の人々の健康も守ることができるよう、これからも支援していきます。
【本事業は、外務省日本NGO連携無償資金とサポーター企業・団体、個人の皆様からのご支援により実施しています。】

2020年4月号 新型コロナウイルス感染予防対策 カンボジア:会議で支援 ミャンマー:医療物資の寄贈

ご支援者の皆様

PHJ広報の南部です。
いつもご支援ありがとうございます。

世界で猛威をふるう新型コロナウィルス。

国内でも緊急事態宣言が発令され、
先の見えない状況が続いております。

PHJの事業地であるカンボジアやミャンマーでも感染者が増えており、
さらなる感染拡大に備えた対策が必要とされています。

ミャンマーでは旧正月や水祭りで大勢のタイからの帰還労働者が入国し、感染拡大が懸念されたことから、
PHJは4月初めに事業地の病院や地域保健センターなどの医療機関向けに
感染拡大対策に帰還労働者や感染疑い者に対して感染症状の検査、治療する際に必要となる
医療物資の寄贈を行いました。

またカンボジアでは事業地内で通常開催されている
医療スタッフと保健ボランティアとの会議で
マスク、ゴム手袋、石鹸が配布され、
感染予防対策が草の根レベルで実施されています。

PHJではスタッフの安全を確保しながら、
現地の人々の健康のために活動を継続しております。

詳細は下記のレポートをお読みください。

【PHJ活動レポート】
●ミャンマー事業
タッコン郡保健局とレウェー郡保健局に対して新型コロナウイルス感染対策に必要な医療物資を4月7日、4月8日に寄贈を実施しました。
https://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_72

●カンボジア事業
運営委員会・保健ボランティア会議で新型コロナウイルス対策支援を行いました。
https://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_92

【メディア掲載】
武蔵野・三鷹のインタビューメディア「route634」に佐野代表のインタビューが掲載されました
https://route634.jp/person/phj-sano/

【身近なことから支援に参加できます!】
○読まなくなった本やDVD、CDがPHJの寄付になります
「古本チャリティ募金」
https://www.ph-japan.org/support_hon

○寄付型ウォーターサーバー登場!
自動販売機だけでなく、ウォーターサーバーも
飲むだけで寄付ができるようになりました。
オフィス内などに設置して社会貢献してみませんか?
http://www.ph-japan.org/corporate_sponsor_vendingmachine

○Tポイントカードやクレジットカードで寄付
yahoo!ネット募金でPHJに支援することができるようになりました。
Tポイントカードのポイントを寄付することもできます
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5011001/

○断捨離で支援!ショッピングで支援!
使わなくなったバックや服を寄付して、ショッピングをして、
PHJを支援することができるようになりました。

海外ファッション通販サイト「waja」の
【ファッションチャリティプロジェクト】
http://www.waja.co.jp/fcp/npo/activity/8.html

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