2014 03月号 カンボジアで日本の被災地について考える

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ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
      メールニュース03月号 3/28
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ご支援者のみなさま
こんにちは。PHJのメールニュース担当の南部です。
3月はスタディツアーが開催されたり、
インドネシアの地域保健センターが完成したり、
新しいニュースが続々です。
ぜひ最後まで読んでください。
◆◆□メールニュースの目次□◆◆
1】今月のトピック・・・カンボジアで日本の被災地について考える
2】海外/国内活動レポート
    ★日本:気仙沼の医療機関へ医療機器等を寄贈しました
  ★カンボジア:スタツア参加者が村の活動に参加しました
    ★インドネシア:地域保健センターが完成!竣工式が行われました
    ★タイ:移動検診車でHIVと性感染症の検査をしました
3】フィリピン台風緊急支援募金:Mercy Reliefと現地NGOからのお礼
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1】今月のトピック・・・カンボジアで日本の被災地について考える
「友人のお父さんが孤独死したり、仮設住宅などでもアル中の人が増加したり、
被災地ではまだまだ問題を抱えています。」
こんな話を聞いたのはカンボジアスタディツアーでバスの中。
話してくださったのは、ツアーに参加してくれた
気仙沼で働く看護師さんでした。
2月末から8日間のPHJカンボジアスタディツアーに同行しましたが、
インフラの整っていないカンボジアの農村を見ながら、
なぜか東日本大震災の被災地のことも考えてしまいました。
東京でも計画停電などがあったときは、途上国を思いだし、
インフラの大切さをしみじみと感じたものです。
震災から3年。カンボジアで滞在中のホテルで停電になったときに、
自分自身が震災直後に感じた、あの、謙虚な気持ちが薄れている、
とはっとしました。
PHJが行っている途上国では母子保健分野の教育活動、被災地では
医療機関の復興支援。どちらも継続的な支援が必要とされていますが、
理解されにくく、忘れ去られやすいのが現実です。
途上国、被災地、支援者をつなぐPHJのスタッフとして
それぞれが変化していく状況のなかで
みなさんに気づいて共感してもらうために
何をすべきか、そんなことを考えさせられた8日間でした。
さまざまな「気づき」や「発見」がある
PHJカンボジアのスタディツアーの報告は下記より
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52163095.html
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2】海外/国内活動レポート
     ★日本:気仙沼の医療機関へ医療機器等を寄贈しました
     【ブログ】
     http://blog.livedoor.jp/ph_japan-saigai/archives/54114953.html
     
     ★カンボジア:スタツア参加者が村の活動に参加しました
     http://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_20
     【映像】スタツア参加者が衛生教育「うがい」の提案!
     https://www.youtube.com/watch?v=GSTr4G1Q5dk
     ★インドネシア:地域保健センターが完成!竣工式が行われました
     http://www.ph-japan.org/program_indonesia_maternal_13
     ★タイ:移動検診車でHIVと性感染症の検査をしました
     http://www.ph-japan.org/program_thai_hiv_06
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3】フィリピン台風緊急支援募金:Mercy Reliefと現地NGOからのお礼
http://www.ph-japan.org/support_disaster_2013philippine-report8
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いつも読んでいただきありがとうございます。
お問い合わせやご感想などあれば info@ph-japan.org までお寄せください。 
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 およびPHJを支援してくださっている方々にお送りしています。
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  国際保健医療支援団体 認定NPO法人第1号
  代表 木村 敏雄
  広報 南部 道子
  〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
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2014年02月号 HIV/AIDS予防のピアエデュケーターは高就職率!?

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      メールニュース02月号 2014/02/20
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ご支援者のみなさま
こんにちは。PHJのメールニュース担当の南部です。
今月は東京でも大雪が降ったり、
テレビではオリンピックの映像が流れたりと、
目に映るものは雪ばかり。
打って変わって
23日からはスタディツアーのために
乾期のカンボジアの農村を巡ってきます。
来月はこのスタディツアーで
私の目に映ったものを報告いたします。
◆◆□メールニュースの目次□◆◆
1】今月のトピック・・・HIV/AIDS予防のピアエデュケーターは高就職率!?
2】海外/国内活動レポート
    ★カンボジア:妊産婦搬送用トゥクトゥクが寄贈されました
    ★インドネシア:子沢山が良いとされる地域で
    ★タイ:小児先天性心臓病疾患支援で看護師がトレーニング受講
3】動画でのインドネシアの活動のご紹介
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1】今月のトピック
1月にPHJ東京事務所の中田が海外拠点を訪問。タイでも実施事業を
視察しました。HIV/AIDS予防教育ではピア教育を見学し、ピアエデュケーターが
大勢の学生の前で楽しい話題で関心を集めながら、伝えるべき知識についてきちんと話す—
そのコミュニケーション能力の高さには目を見張るものがありました。
そこで ピアエデュケーターへのインタビューを行い、ピア教育で培われるリーダー
としての資質について話してもらいました。
ピアエデュケーターは「思考・実行・表現する勇気」がついたとのこと。
HIV/AIDS予防は性教育も絡み、センシティブなテーマなだけに、教える側は正しい知識を
持つだけでなく、 伝える力も問われます。学生同士であっても、唐突にHIV/AIDSの話を
するのではなく、一般的な話題から入る、相手の反応を見る、時間をかけて信頼関係を
構築する、など、社会人でも難しいコミュニケーションの課題に取り組んでいることが
わかりました。
ピアエデュケーターの就職率が良いとのことですが、納得できますよね。
活動の様子はこちら↓
http://www.ph-japan.org/program_thai_hiv_05
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2】海外活動レポート
    ★カンボジア:妊産婦搬送用トゥクトゥクが寄贈されました
     http://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_19
    ★インドネシア:子沢山が良いとされる地域で
     http://www.ph-japan.org/program_indonesia_maternal_12
    ★タイ:小児先天性心臓病疾患支援で看護師がトレーニング受講
     http://www.ph-japan.org/program_thai_pediatricdisease_06
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3】動画でのインドネシアの活動のご紹介
 昨年11月に撮影した栄養改善教育などに関する映像をまとめています。
      http://www.ph-japan.org/program_indonesia_nutrition_09
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いつも読んでいただきありがとうございます。
お問い合わせやご感想などあれば info@ph-japan.org までお寄せください。 
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母子保健教育で、菜園活動の野菜を配布!

クマニサン村での母子保健教育の様子です。家族計画の避妊がテーマです。

ポンタンレゴン村の母子保健教育。妊婦さんにとって重要な貧血検査のために採血しています。胎児の成長時に鉄分を多くとるため、母親が貧血になりがちです。毎月検査し、結果が芳しくない妊婦さんには保健省から配給されている鉄分サプリメントをとるように促しています。

トゥンクラック村での母子保健教育では集まった女性に栄養菜園活動でとれた野菜を配布しました。

ドラマセラピーをはじめて・・・

PHJがHOPEパートナーとして支援している脳性まひのフロック君。
昨年の5月からドラマセラピーという治療を行っています。
ドラマセラピーとは、演劇的手法(ドラマゲーム、即興、ロールプレイ、物語作りなど)や、演劇的要素(昔話、神話、パペット、マスク、イメージなど)を意図的に用いることで、問題の整理や課題の達成を目指すもので、実践を基盤として欧米を中心に発展してきた体験的な心理療法です。

(写真の右側がフロック君。左側はフロック君の弟です。)
月例ミーティングで通っているRICD病院でドラマセラピーを毎日のように受けていました。
フロック君はその役になりきって演じることができるようで、ドラマセラピーを受けるようになって、
人から言われたことを素直に聞けるようになって、症状が改善している、
とご両親は言っているとのことです。
フロック君、ドラマセラピーをとても楽しんでいるようで、
そこが治療にも良いのかもしれませんね。

学校保健教育の授業を開始

学校保健では授業計画の骨子も固まり、教材もそろい、いよいよ授業開始。
授業を始める前に模擬授業を行い進行の練習を行いました。
実際の授業では教師が中心となって進行しながら、グループワークやロールプレイゲームでは
保健ボランティアや保健センタースタッフがサポートに入るなど、協力しながら
うまく進行している場面も見られました。

上の写真は、自分の衛生行動を見直し、できていないところはなぜかを話し合って紙に書いています。

上の写真は、先輩や友達からをドラッグをすすめられたら、どのように対処するかを言葉に出して言ってみよう(Noという、大人を呼ぶ等)というロールプレイです。
また小学校5、6年生を対象に性教育も行い、男性、女性の身体的な違いをはじめ、コンドームの使い方など具体的な避妊の方法などを教えました。子供たちもふざけたり、反発したりといった反応も見られず、きちんと教師の話を聞いていたとのこと。このあたりは日本の小学校よりも進んでいる、といった印象を受けました。

支援事例:岩渕薬品株式会社

チャリティカレンダー(2013)

岩渕薬品株式会社様よりPHJのチャリティカレンダー募金にご協力いただき、社名入りのカレンダーをお取引先や従業員の方に使っていただいています。



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