インドネシア 地域保健センター建築(2014)
岩渕薬品株式会社の支援により、サンパルワディ村に新しい地域保健センターを建築いたしました。
このセンターのサービス内容は、避妊・家族計画、妊婦検診、自然分娩、産後検診、一般外来、カウンセリングとなります。将来的には村役場も隣接し、ここが村の中心になります。
2014年3月20日までに7法人、3社の従業員、75名の個人から総額
177万3500円の募金を頂いております。いただいた寄付よりソーラー
発電充電器10台を購入し2013年12月に被災地へ移送。さらに1月末に
Mercy Reliefへ100万円を送金しました。
この募金は2014年4月30日までとし、いただいた募金はMercy Reliefの
緊急支援活動にあてます。
【Mercy Relief海外事業部マネージャーの石関正浩さんより報告とお礼】
このたびは、私どものフィリピン台風30号の被災者への緊急人道支援に、
募金とソーラー発電充電器のご寄贈を頂き、誠に有難うございました。
お預かりしました募金は現地で厳しい状況に置かれた被災者の皆さんに
食糧等の緊急支援物資として配布し、充電器は電気がまだ十分行き渡ら
ない現場で活動している地元NGOや住民団体に寄付させて頂きました。
ご協力いただきましたPHJのご支援者の皆さま、事務局の皆さまに、
厚く御礼申し上げます。
ご存知の通り、台風30は2013 年11 月8 日フィリピン中部(ビサヤ地方)
を直撃し、各地に多大な風水害の爪痕を残しました。死者行方不明者 7,986 名、
被災者 1,607万人余に上っております(2014年1月29 日フィリピン政府発表)
(2013年12月レイテ州ドゥラグ 台風の強風により中折れした携帯電話中継搭)
マーシーリリーフは、11月5日より当時南太平洋上に位置していた台風30号の
モニタリングを開始し、8日上陸当日は、10月15日発生したフィリピン中部
ボホール地震救援に入っていた救援チームが、そのまま救援に向かいました。
11月から12月まで、7つの救援チームが現地に入り、総計8万人程の被災者の
皆さんに緊急支援物資をお届けすることができました。
(2013年11月 パラワン州沖合いの島に緊急物資を。船頭に立つ石関さん)
緊急支援物資は、米や麺、乾し魚、緑豆といった食糧を中心に、石鹸等の身体
の衛生を保つ上で必要な物品も被災世帯に配布しました。安全な水の確保が
難しい地域には、電気なしでも使える簡易浄水器を集落に設置し、水田や川の
水を濾過し飲料水を確保できるようにしました。また、地域のニーズの変化に
応じて、テントに使える防水布やトタン、釘といった仮住いを準備する上で必要
な物品の配布も行ないました。
【レイテ島のNGO (Leyte Center for Development)のミネットさんからの感謝の言葉】
2台のバッテリーを受け取りました。ありがとうございます。
写真はやっと晴れたので太陽電池を充電しているところです。
【パナイ島のNGO (Panay Center for Disaster Response)のアーミーさんの感謝の言葉】
3か月以上たちましたが島の北部のカピスではまだ電気が復旧していません。
PHJにGS-YuasaのAKARI Solar Lightを寄贈して頂き感謝しています。
被災者もとても喜んでいます。
Three years have passed since the East Japan Disaster. PHJ’s reconstruction support to December 2013 is summarized.
妊産婦死亡率の高いカンボジアの農村部で、村人が中心になって衛生管理を含めた母子保健面でのケアができるような仕組みを目指しています。この活動のカギを握る女性が母子保健ボランティアです。母子保健ボランティアは、保健センターと連携して村の妊産婦/新生児宅を戸別訪問し、日常のケアをアドバイスしたり、保健センターでのサービス利用を働きかけるといった活動を行います。PHJでは村人から選ばれた従来からの保健ボランティアや顔役となっているお母さんなど地元の人材を、母子保健ボランティアとして育成します。※募金使途となっていた助産師育成トレーニングは終了し上記の活動に変更しました。 |
母子健康改善事業インドネシア乳幼児死亡率と5才未満児死亡率とともに妊婦死亡率も非常に高いインドネシア バンテン州。この状況を改善するため地域保健医療システムの強化と栄養改善を地域の診療所などと連携しながら実施。また健康教育を通じて母子保健と乳幼児の栄養状況と保健衛生環境を改善するなど、プライマリーヘルスケアの定着と健康教育支援のモデル作りを行っています。) |
PHJをご支援いただいている横河グループ福祉センターでは、20周年のイベントとして会員アンケートを実施し、
社会貢献を選択された方の善意は、PHJを介して東日本大震災の復興支援に寄付することを決められました。
私達PHJは、東日本大震災復興支援活動に有効に使わせていただきます。