トイレ支援を始めて半年

PHJでは健康な村作り事業の一環として、村人が衛生的な生活を送ることができるようトイレ建設の支援を行っています。
といってもトイレを丸ごと設置するのではなく、資材の一部のみ、主に土台にあたる部分のみを提供し、あとは各自好きな資材を使って外観、内装を整えてもらうというものです。丸ごと支援するよりも、自分たちの大事なお金を少しでも費やすことで、自分のものとして有効にトイレを使ってくれるのではないかと考えるからです。

また、支援対象を1村あたり数世帯のみに限定し、同じ村内で支援を受けられなかった世帯が、隣近所で使わせてもらううちに“自分の家でも作ってみようかな”と考え、自発的に広まっていくようにと考えています。
1月に4村60世帯を対象にトイレ建設資材を提供し、全世帯で設置が完了しました。その後、継続的に定期モニタリングを実施したところ、きれいに使用されていることが確認されました。

トイレ内部

先輩ピアエデュケータによるワークショップ

PHJでは、HIV/AIDS若者の感染拡大を防ぐため、予防意識向上を目的に啓発活動と検査に重点を置いたプログラムを実施しています。その一環として、ピアエデュケーターの育成、彼らによる大学、近隣の中学高校でのピア教育を行っています。
5月8日メージョー大学(チェンマイ)で、先輩ピアエデュケーターによる現役ピアデュケーター向けのワークショップが開かれ、ピア教育を始める際のアイスブレイクの指導など、自分たちの経験を元に様々なアドバイスが伝えられました。
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